アスペクツオブラブ感想 まず役者から(長文)
10月9日『アスペクツオブラブ』、
前日予約でゲットした席はなんと前から8列目ほぼ真ん中。
期待して席についてみたらこれがまたアナタ(誰?)、ちょうどいい距離だったのよ。観終わった後、首も肩も痛くなかったし。
13年近い観劇歴の中で一番いい席かもしれない。
前日予約で手に入ったってことは、これまたJR東日本の持ち分ってことか…。
今度からびゅうプラザもあたってみるかなあ。
さて開演したらもっとビックリ。石丸さんが近い!
しかもセンターに立って歌うので、視線くれた?とこれまた勘違い。
「Love Changes Everything」は自由劇場と言う空間で聴くとメロディラインの美しさがより一層際立つ。冒頭からいいもの聴いたわ…。
さてローズとアレックスが出逢う場面。
初めて保坂さんを観た印象、なんてオーラだ…。スタイルはいいし、少々ハスキーな声からは色気を感じるし。野村さんと違う意味でミラクルな人だ。この人の川島芳子を観てみたかった…!
この場のアレックスは17歳の設定、しかしいくら石丸さんでも17歳には見えなかったなあ…。27歳ならうなずけるが…。でもプロローグよりは若く見えるのでそこはさすがだ。
2週間前までオペラ座の支配人だった寺田さんが、今度は劇団の座長マルセルをやっていた。アンドレの時にも思ったが今回改めて感動した。めちゃくちゃいい声!声だけなら即アレックスやれそうと思ったぐらい(失礼?)。こうやってどんどんツボが増えていくのが、「生モノ」好きの醍醐味なんだなあと思う。
本日の一番のお目当て、村さんのジョージの感想いきますか。
実は出てきた時一瞬誰かわからず、声を聴いて「村さんだ!」と気がついた次第(汗)。いえそれだけしっくりきてたんですわ、「お金持ちのおじさま」ぶりが。たとえて言うなら「大企業の重役」ってトコかな。
重低音美声は健在どころか絶好調、今日も脳みそワシづかみ状態でございました。もっとも一番ワシづかみされたのは、表情でしたがね。怪人だと少々オーバーかなと思われる演技も、ジョージだとまったく違和感ないのが不思議。…ジョージの方がハマリ役かなとさえ思える。
ジュリエッタの大鳥れいさん、宝塚出身だけあって存在感は抜群だった。あとでプログラムを確認したら娘役のトップだったんですと。どおりで…。この存在感が威力を発揮するのは終盤、詳細はまた後で。
ジェニー八幡さんだけがちょっと浮いていたような気がする。もっともジェニー自体、クリスティーヌ以上に若くて演技力のある人がやらないと痛い役だと思うので「ちょっと」レベルで済んでいるのは逆に将来期待できる。
やはり日本人の感覚だと「???」と言う展開なので、これは完全に配役の妙にかかってくる芝居だと思う。贅沢なカンパニーになるのは当然だとは、観終わった後だから言える感想。
まだ続きます。この芝居、後からじわじわと効いてくるのがとても厄介。
劇場でCDを買ってこなかったことを後悔したのは初めてでした。
【10月9日のキャスト】
ローズ・ビベール 保坂 知寿 アレックス・ディリンガム 石丸 幹二
ジョージ・ディリンガム 村 俊英 ジュリエッタ・トラバーニ 大鳥 れい
マルセル・リチャード 寺田 真実 ジェニー・ディリンガム 八幡 三枝
ヒューゴ 鈴木 聡 エリザベス 武 木綿子
[男性アンサンブル]
菊池 正 浜名 正義 横山 清崇 石井 雅登
内田 孝志 岸 佳宏 滝沢 行則
[女性アンサンブル]
井上 あゆみ 竹原 久美子 田村 圭 佐藤 絵里子
鶴岡 由佳子 阿賀佐 一恵 小粥 真由美
改めて見てみると贅沢だ!このカンパニー。
前日予約でゲットした席はなんと前から8列目ほぼ真ん中。
期待して席についてみたらこれがまたアナタ(誰?)、ちょうどいい距離だったのよ。観終わった後、首も肩も痛くなかったし。
13年近い観劇歴の中で一番いい席かもしれない。
前日予約で手に入ったってことは、これまたJR東日本の持ち分ってことか…。
今度からびゅうプラザもあたってみるかなあ。
さて開演したらもっとビックリ。石丸さんが近い!
しかもセンターに立って歌うので、視線くれた?とこれまた勘違い。
「Love Changes Everything」は自由劇場と言う空間で聴くとメロディラインの美しさがより一層際立つ。冒頭からいいもの聴いたわ…。
さてローズとアレックスが出逢う場面。
初めて保坂さんを観た印象、なんてオーラだ…。スタイルはいいし、少々ハスキーな声からは色気を感じるし。野村さんと違う意味でミラクルな人だ。この人の川島芳子を観てみたかった…!
この場のアレックスは17歳の設定、しかしいくら石丸さんでも17歳には見えなかったなあ…。27歳ならうなずけるが…。でもプロローグよりは若く見えるのでそこはさすがだ。
2週間前までオペラ座の支配人だった寺田さんが、今度は劇団の座長マルセルをやっていた。アンドレの時にも思ったが今回改めて感動した。めちゃくちゃいい声!声だけなら即アレックスやれそうと思ったぐらい(失礼?)。こうやってどんどんツボが増えていくのが、「生モノ」好きの醍醐味なんだなあと思う。
本日の一番のお目当て、村さんのジョージの感想いきますか。
実は出てきた時一瞬誰かわからず、声を聴いて「村さんだ!」と気がついた次第(汗)。いえそれだけしっくりきてたんですわ、「お金持ちのおじさま」ぶりが。たとえて言うなら「大企業の重役」ってトコかな。
重低音美声は健在どころか絶好調、今日も脳みそワシづかみ状態でございました。もっとも一番ワシづかみされたのは、表情でしたがね。怪人だと少々オーバーかなと思われる演技も、ジョージだとまったく違和感ないのが不思議。…ジョージの方がハマリ役かなとさえ思える。
ジュリエッタの大鳥れいさん、宝塚出身だけあって存在感は抜群だった。あとでプログラムを確認したら娘役のトップだったんですと。どおりで…。この存在感が威力を発揮するのは終盤、詳細はまた後で。
ジェニー八幡さんだけがちょっと浮いていたような気がする。もっともジェニー自体、クリスティーヌ以上に若くて演技力のある人がやらないと痛い役だと思うので「ちょっと」レベルで済んでいるのは逆に将来期待できる。
やはり日本人の感覚だと「???」と言う展開なので、これは完全に配役の妙にかかってくる芝居だと思う。贅沢なカンパニーになるのは当然だとは、観終わった後だから言える感想。
まだ続きます。この芝居、後からじわじわと効いてくるのがとても厄介。
劇場でCDを買ってこなかったことを後悔したのは初めてでした。
【10月9日のキャスト】
ローズ・ビベール 保坂 知寿 アレックス・ディリンガム 石丸 幹二
ジョージ・ディリンガム 村 俊英 ジュリエッタ・トラバーニ 大鳥 れい
マルセル・リチャード 寺田 真実 ジェニー・ディリンガム 八幡 三枝
ヒューゴ 鈴木 聡 エリザベス 武 木綿子
[男性アンサンブル]
菊池 正 浜名 正義 横山 清崇 石井 雅登
内田 孝志 岸 佳宏 滝沢 行則
[女性アンサンブル]
井上 あゆみ 竹原 久美子 田村 圭 佐藤 絵里子
鶴岡 由佳子 阿賀佐 一恵 小粥 真由美
改めて見てみると贅沢だ!このカンパニー。
by piramasa
| 2005-10-10 21:47
| 芝居感想