韓流『ジキル&ハイド』感想③ ああ勘違い、キッスは目にして(意味不明)
えーっと他に特筆すべきことは…。
ルーシーとアターソンがダブルキャストだった。この日のルーシーは、おそらくイ・ヨンミさん。えー、マルシアのルーシーが頭にあるものですから、そのー、
…ムチムチでいいですなあ(苦)。
エマ役のイ・ヘギョンさんは『オペラ座の怪人』はクリスティーヌとのこと。
ああなるほどね、妙に納得。特に「墓場にて」のソロは容易に想像がつく。さてお二人ともやはりと言おうか。歌声が大変素晴らしい。特に「In his eyes」のラスト、二人で歌うところなんて号泣モノですよ。
東宝版はどうしてもアイドルをエマにもってくるから、どうしても歌声の凄さで泣けないのよね。歌える人同士の「In his eyes」がこんなにイイとは!
アターソンはキム・ソンギさん。これは自信がある。
何故かというと梅宮辰夫に似ているので、プログラムでも容易に見分けがついてしまったから…。
ところでアターソンとダンヴァース卿の扮装や髪型、小道具が酷似していたので、1幕目冒頭の場面は字幕を見ないと「誰が誰か」わからなかった。あの扮装でアターソンとジキルが友人と言う設定も無理があるなあ。アターソンの設定は日本版の方が無理がないと思う。
そうそう「His work and nothing more」も聴きごたえがあった。
くどいようだが日本のハイライト盤にこれが入っていないのがとても残念だ。
ジキルの最期とそれを看取るエマの姿に目頭を熱くして、芝居終了。
カテコの音楽の構成が「Alive」「Once upon a dream」「This is the moment」と続くのは、韓国版も日本版も同じだった。さてここで特筆モノのパフォーマンスが出た。
カテコの音楽が始まった瞬間、1階席後方からものすごい勢いで最前列にやってきた女性3人連れがいた。順番に役者が挨拶をする度に歓声をあげていたが、リュ・ジョンハンさんが最後1人で出てきた時は「ブラボー!」まで叫んでいた。
そう言えばジキルまたはハイドが1人で歌う場面でも「ブラボー!」が出ていたが、そうか、震源地はこの人たちか…。きっとリュさんの熱烈なファンなのだろう。そして思った。
「韓国流のスタンディングオベーションっていつもああなのかしら」と。
一通りの挨拶が済んだ後、リュさんがヘギョンさんとヨンミさんの肩を抱きながら舞台後方へ下がり、3ショットでもう一度ご挨拶、2人を先にはけさせて最後は投げキッスと、「俺はやったぜ!」とでも言いたげな満足そうな表情でガッツポーズして退場。
投げキッスを私の方にしてくれた、ように見えたのは気のせいかしら…。←ああ勘違い(笑)。
そうそう、オーケストラのコンダクターが女性だった。日本じゃあまり見ないからちょっと新鮮だった。
そしてこちらのオケもレベルが高いこと!日本と同じく金管はトランペット・ホルン・トロンボーン各1人だったが、音の響きや厚みがこれまたすごい。この日は前方の席だったので、終了後オーケストラピットをのぞきに行ったら、なんともう一度カテコ用メドレーをお見送り代わりに演奏してくれた。役者の歌声と言い、オーケストラと言い、いいものを聴いたわ。
そして今我が家では、韓国キャスト盤と日本ハイライト盤がヘビーローテーションになっていて、息抜きでブロードウェイのオリジナルキャスト盤が流れている。
日本版と韓国版観たから、次は各国の『ジキル&ハイド』を見比べてみたいなあ。
…「見果てぬ夢」を手に入れる時はいつになるやら。
ルーシーとアターソンがダブルキャストだった。この日のルーシーは、おそらくイ・ヨンミさん。えー、マルシアのルーシーが頭にあるものですから、そのー、
…ムチムチでいいですなあ(苦)。
エマ役のイ・ヘギョンさんは『オペラ座の怪人』はクリスティーヌとのこと。
ああなるほどね、妙に納得。特に「墓場にて」のソロは容易に想像がつく。さてお二人ともやはりと言おうか。歌声が大変素晴らしい。特に「In his eyes」のラスト、二人で歌うところなんて号泣モノですよ。
東宝版はどうしてもアイドルをエマにもってくるから、どうしても歌声の凄さで泣けないのよね。歌える人同士の「In his eyes」がこんなにイイとは!
アターソンはキム・ソンギさん。これは自信がある。
何故かというと梅宮辰夫に似ているので、プログラムでも容易に見分けがついてしまったから…。
ところでアターソンとダンヴァース卿の扮装や髪型、小道具が酷似していたので、1幕目冒頭の場面は字幕を見ないと「誰が誰か」わからなかった。あの扮装でアターソンとジキルが友人と言う設定も無理があるなあ。アターソンの設定は日本版の方が無理がないと思う。
そうそう「His work and nothing more」も聴きごたえがあった。
くどいようだが日本のハイライト盤にこれが入っていないのがとても残念だ。
ジキルの最期とそれを看取るエマの姿に目頭を熱くして、芝居終了。
カテコの音楽の構成が「Alive」「Once upon a dream」「This is the moment」と続くのは、韓国版も日本版も同じだった。さてここで特筆モノのパフォーマンスが出た。
カテコの音楽が始まった瞬間、1階席後方からものすごい勢いで最前列にやってきた女性3人連れがいた。順番に役者が挨拶をする度に歓声をあげていたが、リュ・ジョンハンさんが最後1人で出てきた時は「ブラボー!」まで叫んでいた。
そう言えばジキルまたはハイドが1人で歌う場面でも「ブラボー!」が出ていたが、そうか、震源地はこの人たちか…。きっとリュさんの熱烈なファンなのだろう。そして思った。
「韓国流のスタンディングオベーションっていつもああなのかしら」と。
一通りの挨拶が済んだ後、リュさんがヘギョンさんとヨンミさんの肩を抱きながら舞台後方へ下がり、3ショットでもう一度ご挨拶、2人を先にはけさせて最後は投げキッスと、「俺はやったぜ!」とでも言いたげな満足そうな表情でガッツポーズして退場。
投げキッスを私の方にしてくれた、ように見えたのは気のせいかしら…。←ああ勘違い(笑)。
そうそう、オーケストラのコンダクターが女性だった。日本じゃあまり見ないからちょっと新鮮だった。
そしてこちらのオケもレベルが高いこと!日本と同じく金管はトランペット・ホルン・トロンボーン各1人だったが、音の響きや厚みがこれまたすごい。この日は前方の席だったので、終了後オーケストラピットをのぞきに行ったら、なんともう一度カテコ用メドレーをお見送り代わりに演奏してくれた。役者の歌声と言い、オーケストラと言い、いいものを聴いたわ。
そして今我が家では、韓国キャスト盤と日本ハイライト盤がヘビーローテーションになっていて、息抜きでブロードウェイのオリジナルキャスト盤が流れている。
日本版と韓国版観たから、次は各国の『ジキル&ハイド』を見比べてみたいなあ。
…「見果てぬ夢」を手に入れる時はいつになるやら。
by piramasa
| 2006-03-24 22:38
| 芝居感想