黄金週間乱闘記その1 『クレイジー・フォー・ユー』
4月30日『クレイジー・フォー・ユー』、
席は前から11列目センターブロックの下手通路側。
秋劇場の前から11列目は思ったより舞台に近いので、手をのばしたら荒川ボビーにさわれそう。…と言うのは大げさだが、下手にくると目の前で踊ってくれているような気分になれたのが良かった。
キャストはエベレットとフォーダー夫妻以外3月と変化なし。
ユージーンは三宅さんだったが、三宅さんが台詞の多い役ってなんか変な感じ。
そして今回のツボはエベレットの松下さん。
劇中でポリーを頑固だと評する場面があるが、その頑固さはエベレットから受け継いだのかしらとふと思った。
松下さんのエベレットは「この人は間違いなくポリーの父親だ」と思わせられるのがいい。
ついでに終盤のタキシード姿の似合うこと、正装フェチの私も大満足?
この日はアンサンブルの動きも役者の表情も堪能できるちょうどいい距離の席だった。
「SLAP THAT BASS」とか「I GOT RHYTHM」とかいい感じの迫力で、改めて小道具をうまく使ってるなあと感心することしきり。
そう言えば「I GOT RHYTHM」の終盤や2幕目冒頭で本物のザングラーが出てくるところ、昔これに似たようなコントをどこかで観たなあ。
…あ、あれだ!ドリフの「志村後ろ!」
「NAUGHTY BABY」もドリフのノリだと思うのだけど、これは私だけかしら。
こういったコメディはとにかくリズム感や間合いが重要だが、この日はプリンシパルからアンサンブルまでまったく隙がなくて素晴らしかった。
その反面やはりオケ、特に金管が序盤コケ気味でヒヤヒヤした。
大体ポップスでトランペットのハイトーンがコケたらシャレにならないでしょう。
どうも四季オケの金管は心臓に悪くて困る。プロなんだから頑張ってください。
気を取り直して役者の表情のお話。
特に荒川さんの表情がめちゃくちゃ面白い。なにしろ複数のお子さん達が声をあげて笑ってたぐらいだった。私も笑った。
しかーし!二幕目のバリケード、いやミーティング場面の荒川さんの表情に、私は笑うだけでなく泣かされた。
具体的に言うと多数決でショーは続けないことが決まった時のボビーの表情。
落胆とポリーの力になれなかった悔しさと…、見事なまでに心中が伝わってくる切ない表情に、思わず鼻水つきで落涙。
こんなのを観ちゃあボビーが銀行家の息子なんてことはどうでもよくなって、一人の人間として応援したくなる。
よくよく考えれば、いくら休暇中だからってフォーリーズの踊り子さん達がはるばるネバダまで行くのも凄いことなワケで、そうするとボビーって人間的魅力に溢れる人なんだなあと今更気がついたりもする。
ここで泣いたものだから、
しょげているポリーが自分のことのように思えて鼻水をすすり、
ザングラー劇場のネオンに「LAST NIGHT」とあるのを見て鼻水をすすり、
「やればできるでしょ♪」でまたすすり…と何かにつけて鼻水のオンパレード。
「この日が来るのを待っていたよ」でとどめをさされ、この日おろしたばかりのハンドタオルが見事に湿り気を帯びましたとさ。
うわああん、荒川ボビー最高だあ!
次もボビーが荒川さんならきっとティッシュがいることでしょう(笑)。
さてカテコは不意をつかれた。
通常どおりのカテコが終わってお見送り音楽が流れ出しても手拍子が続いている。
スタンディングでノリノリで手拍子している人もいたりしたが、さすがにもう出てこないんじゃないかと思ったその瞬間に幕が開いたのにはビックリした。
頼むからメガネはずしてケースにしまった後に出てくるのはやめてええ…。
このあと3回ぐらい出てきたかなあ。
最後は荒川さんが樋口さんを姫抱っこクルクルしておしまい。
ああ、私が姫抱っこしてほしい…。が多分樋口さんの方が体重軽そうなので、荒川さんの腰を痛めないためにもそういう妄想はやめておくことにする。
と言うワケでかなりいい気分で劇場を後にした。
しかしゴールデンウィークはまだまだ続く。ヒッヒッヒッ(怪)。
席は前から11列目センターブロックの下手通路側。
秋劇場の前から11列目は思ったより舞台に近いので、手をのばしたら荒川ボビーにさわれそう。…と言うのは大げさだが、下手にくると目の前で踊ってくれているような気分になれたのが良かった。
キャストはエベレットとフォーダー夫妻以外3月と変化なし。
ユージーンは三宅さんだったが、三宅さんが台詞の多い役ってなんか変な感じ。
そして今回のツボはエベレットの松下さん。
劇中でポリーを頑固だと評する場面があるが、その頑固さはエベレットから受け継いだのかしらとふと思った。
松下さんのエベレットは「この人は間違いなくポリーの父親だ」と思わせられるのがいい。
ついでに終盤のタキシード姿の似合うこと、正装フェチの私も大満足?
この日はアンサンブルの動きも役者の表情も堪能できるちょうどいい距離の席だった。
「SLAP THAT BASS」とか「I GOT RHYTHM」とかいい感じの迫力で、改めて小道具をうまく使ってるなあと感心することしきり。
そう言えば「I GOT RHYTHM」の終盤や2幕目冒頭で本物のザングラーが出てくるところ、昔これに似たようなコントをどこかで観たなあ。
…あ、あれだ!ドリフの「志村後ろ!」
「NAUGHTY BABY」もドリフのノリだと思うのだけど、これは私だけかしら。
こういったコメディはとにかくリズム感や間合いが重要だが、この日はプリンシパルからアンサンブルまでまったく隙がなくて素晴らしかった。
その反面やはりオケ、特に金管が序盤コケ気味でヒヤヒヤした。
大体ポップスでトランペットのハイトーンがコケたらシャレにならないでしょう。
どうも四季オケの金管は心臓に悪くて困る。プロなんだから頑張ってください。
気を取り直して役者の表情のお話。
特に荒川さんの表情がめちゃくちゃ面白い。なにしろ複数のお子さん達が声をあげて笑ってたぐらいだった。私も笑った。
しかーし!二幕目のバリケード、いやミーティング場面の荒川さんの表情に、私は笑うだけでなく泣かされた。
具体的に言うと多数決でショーは続けないことが決まった時のボビーの表情。
落胆とポリーの力になれなかった悔しさと…、見事なまでに心中が伝わってくる切ない表情に、思わず鼻水つきで落涙。
こんなのを観ちゃあボビーが銀行家の息子なんてことはどうでもよくなって、一人の人間として応援したくなる。
よくよく考えれば、いくら休暇中だからってフォーリーズの踊り子さん達がはるばるネバダまで行くのも凄いことなワケで、そうするとボビーって人間的魅力に溢れる人なんだなあと今更気がついたりもする。
ここで泣いたものだから、
しょげているポリーが自分のことのように思えて鼻水をすすり、
ザングラー劇場のネオンに「LAST NIGHT」とあるのを見て鼻水をすすり、
「やればできるでしょ♪」でまたすすり…と何かにつけて鼻水のオンパレード。
「この日が来るのを待っていたよ」でとどめをさされ、この日おろしたばかりのハンドタオルが見事に湿り気を帯びましたとさ。
うわああん、荒川ボビー最高だあ!
次もボビーが荒川さんならきっとティッシュがいることでしょう(笑)。
さてカテコは不意をつかれた。
通常どおりのカテコが終わってお見送り音楽が流れ出しても手拍子が続いている。
スタンディングでノリノリで手拍子している人もいたりしたが、さすがにもう出てこないんじゃないかと思ったその瞬間に幕が開いたのにはビックリした。
頼むからメガネはずしてケースにしまった後に出てくるのはやめてええ…。
このあと3回ぐらい出てきたかなあ。
最後は荒川さんが樋口さんを姫抱っこクルクルしておしまい。
ああ、私が姫抱っこしてほしい…。が多分樋口さんの方が体重軽そうなので、荒川さんの腰を痛めないためにもそういう妄想はやめておくことにする。
と言うワケでかなりいい気分で劇場を後にした。
しかしゴールデンウィークはまだまだ続く。ヒッヒッヒッ(怪)。
by piramasa
| 2006-05-02 00:47
| 芝居感想