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四季中心の観劇ブログ、時々「競馬」と「デジイチ」に「関ジャニ∞」ネタ。
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福岡『アイーダ』感想① 二人の王女(ガラスの仮面にあらず)

私が福岡から帰ってみたら今週からアムネリスが五東さん、ラダメスが福井さんになっていた。せめて1週間早くこのメンバーでやってくれれば…(本音)。

さて6月16日『アイーダ』マチネ、席は2階A列22番。
アンサンブルの動きを堪能するには2階最前列はやはりうってつけで、かなり満足した。特に良かったのは「ローブのダンス」と「この父にしてこの息子あり」。
この2つは生オケバックで観たらさぞ迫力あるだろうなあ。…いや「この父にして…」はさすがにテープかな…?



今回初めて観るのは、濱田さんのアイーダと佐渡さんのアムネリス。
まず濱田さんからいきましょか。
実際に観てみると、奴隷の姿でも随分只者ならぬ雰囲気がプンプンしているのが凄い。しかも色気がある。あれはラダメスならずとも参るだろうなあ。
「運命が気に入らないなら変えればいい」のあたり、ここの濱田さんは少々喧嘩腰なのが「へえっ」と思った。喧嘩を売っているように見えるが実はラダメスを激励している。多分ここは、ヌビアの王女としての血が騒いだのだと見た。事実「この卑しい奴隷から同情を引こうなんて…」は奴隷女ではなく、明らかに次元の違う人間の言葉に聴こえる。
ちなみ同じ場面の智恵アイーダの感想はこちら。智恵さんは最初から最後まで人間臭い王女様なのがいいし、濱田さんは気品気位の高い王女がいかにしてただの女になっていくかと言う変身ぶり?がいい。
私はここでどちらのアイーダがいいと言うつもりは毛頭ない。むしろ同じ場面でも役者が変わるとこうも印象が違うのかと、得した気分になったし面白かったことを言っておきたい。

そして佐渡さんのアムネリス。
…うん、クリスティーヌよりはこちらの方がニンだと思う。ただ歌い方にちょっとクセがある上に、ブルース要素の入っているナンバーになると「あらら…」となるのは否めない。特に「お洒落は私の切り札」、佐渡さんえらく真面目な顔して歌っているので正直言ってあまり楽しくなかった。
私もしかして佐渡さんと相性悪いかなあ…と途方にくれてしまったが、二幕目首飾りをはずすあたりから王女としての貫禄が出てきたのには舌を巻いた。
そんなワケで最終的には満足したものの、個人的に佐渡アムネリスは不完全燃焼だった。せめて休みの間にブルースを歌いこなす稽古をしてきてくださいな。
…つまりシルビアのアムネリスはあらゆる意味でハマリ役だったのよ。ゴメンね佐渡さん。
同時に思った。佐渡さんの本質は「根っからの王女様」なのだろう。エリザベートとかやったらイイかもしれない。
by piramasa | 2006-06-19 23:06 | 芝居感想