四季中心の観劇ブログ、時々「競馬」と「デジイチ」に「関ジャニ∞」ネタ。
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博多座見聞記② エスプレッソin博多座

さて肝心の芝居の感想。と言っても歌舞伎の場合感想ではなく正に実況中継になってしまうので、そこはご容赦を。
そう言えばここで歌舞伎の感想書くの初めてだわね。

演目は「鈴ヶ森」「口上」「白浪五人男」「雨乞狐」。
※「白浪五人男」は「弁天娘女男白浪」の外題がついていたが、あえて通称で表記。
「鈴ヶ森」は長兵衛が橋之助、権八が七之助。
最前書いたとおり権八の着付の色に注目していたが、鶸色だったのに納得。これが勘太郎だったら黒じゃないと似合わないだろうなあ。
しかしつくづく七之助は成駒屋の血が濃い顔立ち芸風だと思った。福助が権八やったらこんな感じなんだろう。
七之助の権八はとにかく折り目正しいのがいい。さぞ神谷町(芝翫、彼のおじいさん)のお仕込みがあったことと察する。
橋之助の長兵衛、しばらく見ないうちにこんな役もやれるようになったんだなあと、ちょっと感慨深い。私もたまに使っちゃう「お若ぇの」の呼び止め、お見事だわ。
かなり久しぶりの「鈴ヶ森」だったが、いつ見ても歌舞伎を観たと満足できる一品だ。



「口上」、これはむしろイベントと言った方がいいかもしれない。
襲名披露の口上って楽しいんだよね。襲名する当人の暴露話が出たりして(笑)。
さて口火を切ったのは勘三郎の舅でもある芝翫丈。もう傘寿近いんじゃないかしら?声も張りがあってお元気そうで何より。ベテラン?の方々の口上は、いつ聴いても立派な芸であるのが素晴らしい。ついでと言っては何だが、筋書きの写真も歳相応のいい顔で写っているのが何より。

ところでこの後つらなった皆さんの口上、息子の勘太郎七之助と上置き格の天王寺屋(富十郎)はともかく、「勘三郎の兄さんには公私共にお世話に…」と言う言葉が続いたのにはウケた。さすが中村屋。
一番ウケたのは扇雀丈の、「兄さんとは以前博多座でご一緒させていただいた時も、舞台は言うに及ばず、中州の町でもご一緒させていただきました(ここで小屋中ドッと沸いた)。…ここでその話をご披露できないのが残念でございます(小屋中もちろん爆笑)」…さぞ楽しい一夜だったろうとお察し申し上げます。
ああそれから、野田版「鼠小僧」の映画を7月だか8月に博多で上映するそうです。弥十郎さんが口上でそう言ってました。野田秀樹vs勘三郎の演目なんて東京じゃプラチナチケットなので映画で見られるのはラッキーです。福岡の皆さん是非ご覧くださいませ。

続いて「白浪五人男」。「浜松屋」→「蔵前」→「勢揃」と襲名披露仕様?な形態ながら、通常カットしがちの「蔵前」を入れたのは勘三郎の心意気と受け止めた。
「蔵前」がカットされてしまうのは「実は…」の連続であまりにご都合主義に見えてしまい、深刻な場面のはずなのに笑いが起きてしまうからなのだろう。でもここがあるとないとで「勢揃」の印象がかなり違って見えるから私はやってほしいと思う。
中村屋の弁天小僧、さすがに娘の時の声は苦しそうだったが見現しから後は水を得た魚のごとき快演。体が動かなくなった分緩急の使い分けが巧みになったのはお見事。そう言えば中村屋の弁天小僧を初めて観たのは10年前だったことを思い出した。さらに10年後はどうなっているだろう。
「白浪五人男」でもう一人特筆すべきは天王寺屋の日本駄右衛門。役が、と言うより天王寺屋のお元気さには恐れ入る。さすがに声の張りは少し落ちたかしら?でも存在感の大きさ確かさ、こう言うのを見ると歌舞伎って凄いと改めて感心する。

打ち出し「雨乞狐」。これは勘太郎が五役を踊りわける変化舞踊で実はあまり筋書きを読まずに観たのだが、けっこう面白かった。
えーっと最初は狐で出てきて…、あら?「四の切」の源九郎狐と同じ扮装?後で筋書きを読んだら源九郎狐は先祖と言う設定らしい。
そこから巫女・座頭・小野道風・狐の嫁と変化して行くわけだが、まあ化けるものが極端だこと。一人で二役以上変わる芝居の場合、しっかりイキを変えて出てくるのも眼目の一つになるが、勘太郎はそこがきっちりできていたので良かった。
それ以上に舌を巻いたのは、運動神経の良さを感じさせる体の動き。なにしろ降りていくセリの上で飛び跳ねたり、逆に上がってくるセリから飛び出てきたり、しまいには花道七三で客席に向かってエビぞりしたり…と、若いっていいねえ…。
私は芝居を観ている最中にビックリしてもあまり声に出さないのだが、花道七三のエビぞりを観た時にはさすがに「ええっ!」と声出しちゃいましたね。いやーいいもの観たよ。
…と思っていたら、さすがに公演中に怪我しちゃったそうで巡業は休演だそうです。まあゆっくり治してくださいまし。

そんなワケで異色マチソワin博多のお話はこれにてお開き。
ところで博多座で来年2月にやる歌舞伎公演、松緑・菊之助・海老蔵が出ることは決まったらしい。劇場内に置いてあるチラシにそう書いてあった。演目はこれからのようだが、この3人で2月…。
「三人吉三」の通しかあ?
推測はともかくこれは演目次第、そして『アイーダ』が続いていれば…かな。頑張れ『アイーダ』。
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by piramasa | 2006-06-29 23:37 | 芝居感想