今年1年と去年1年
昨日まで12月、一夜明けたら月どころか年まで変わってしまう不思議な1日を、今年も無事迎えることができました。
元旦の太陽の光はいつもと質が違うような気がするのは私だけではないでしょう。
あけましておめでとうございます。
去年1年拙ブログへお越し頂きました方へ、コメントの有無に関わらず感謝しております。
今年1年皆様にとって良い1年になりますように。
今年の決意表明。
個人的メインイベントが前半に集中しているのですが、多分後半も例年通りになるんだろうなあ。
なにせ帝劇の『レ・ミゼラブル』は10・11月だし。
自分の歳と体調はもちろん考慮に入れますが、今年も「マイペースで観たいものは観る」をモットーに頑張ります。
ベストとインパクト、共に観た順番で書いています。
選ぶのにそんなに時間がかからなかったのが、ちょいと寂しいです。
【ベスト3】
①五月大歌舞伎夜の部 白浪五人男 5月25日
…あら、これ感想を書いてないわ(爆)。
気を取り直しまして、通しの「白浪五人男」としては現在考えられる最高の配役だったと思います。
長年かけて蓄積し磨き上げた「芸」が、光輝いていました。…いや、ホントに。
十ウン年も歌舞伎を観続けてこられた理由は、こういうことなんだろうなあ。
②南十字星 千秋楽 8月3日
終盤、十三階段を上る直前の保科の表情が、いまだに忘れられません。
あの時あの舞台にいたのは、阿久津さんの体を借りた保科でした。
あまりにも澄み切ったその表情に「どうやったらあんな表情ができるんだろう」と、泣くのを忘れて見入っていました。
③スカーレット・ピンパーネル 観た回全部
相当「すみれ色」に脚色されたことと思われますが、実に楽しい演目でした。
『エリザベート』同様、宝塚の財産になる演目であってほしいです。
が、これは歌える人が揃ってくれないとやってほしくないとも思います。
それだけ今の星組にドンピシャでした。
…ってこれも感想書いてないや。
【インパクトベスト3】
①ハリジャン 4月20日
「ごひいきの松緑丈が小劇場系の芝居に客演」と言う、かなりミーハーな理由で観に行きましたが、想像だにしなかった衝撃を受けて帰ってきました。
その「衝撃」が何かと問われれば、InnocentSphereと言う劇団の底力と尾上松緑の個性が喧嘩することなく融合していたこと…と書くとカッコよすぎでしょうか。
「お互い変化を恐れていない」のが良かったのかもとは、いまだから思いついた感想です。
InnocentSphereについては、先月の東京劇団フェスが都合上見られなかったのが残念です。
次の公演は4月か…、他の予定上厳しそうだが何とか観に行きたいものです。
②異国の丘 初日 5月31日
あの荒川さんがボチ!涼太さんか北澤さんじゃないんかい!
…と驚愕したのもいい思い出です。
観終わってみれば荒川ボチは必然だと思ったんですから、人間って現金ですね。
「復習体質」の私、まんまと「参りました!」の一品でした。
③エリザベート 11月24日
役者が変わるとこうも印象が変わるか!・・・という舞台を久しぶりに観ました。
正直言いますと私、一路さんより涼風さんのシシィの方が好きかも。
そうそう、私は何故宝塚が性に合ったんだろうと考えるに、理由は歌舞伎と一緒だということに気がつきました。
すなわち、時間をかけて身につけたものは美しくそして確かである…こと。
もちろん四季のように、役にふさわしい人がキャスティングされるやり方も悪くありません。
今年はビックリキャストが相次ぎましたが、その半数は自分の目で確かめることができ、結果新しい発見がありました。
奇しくも去年は四季に宝塚と、劇団制をとっていながら役者・キャストに対する考え方が正反対のジャンルの芝居を過半数観ました。
どちらがいいと言うつもりはありません。
あえて言うなら今年観るであろうすべての芝居において、そのカンパニー・プロジェクトならではの楽しさを見いだしたいと思います。
…新年早々、真面目なことも書くさ。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて今年の私の初芝居は…、土曜日あたりに白々しいエントリーがアップされていることかと(笑)。
元旦の太陽の光はいつもと質が違うような気がするのは私だけではないでしょう。
あけましておめでとうございます。
去年1年拙ブログへお越し頂きました方へ、コメントの有無に関わらず感謝しております。
今年1年皆様にとって良い1年になりますように。
今年の決意表明。
個人的メインイベントが前半に集中しているのですが、多分後半も例年通りになるんだろうなあ。
なにせ帝劇の『レ・ミゼラブル』は10・11月だし。
自分の歳と体調はもちろん考慮に入れますが、今年も「マイペースで観たいものは観る」をモットーに頑張ります。
ベストとインパクト、共に観た順番で書いています。
選ぶのにそんなに時間がかからなかったのが、ちょいと寂しいです。
【ベスト3】
①五月大歌舞伎夜の部 白浪五人男 5月25日
…あら、これ感想を書いてないわ(爆)。
気を取り直しまして、通しの「白浪五人男」としては現在考えられる最高の配役だったと思います。
長年かけて蓄積し磨き上げた「芸」が、光輝いていました。…いや、ホントに。
十ウン年も歌舞伎を観続けてこられた理由は、こういうことなんだろうなあ。
②南十字星 千秋楽 8月3日
終盤、十三階段を上る直前の保科の表情が、いまだに忘れられません。
あの時あの舞台にいたのは、阿久津さんの体を借りた保科でした。
あまりにも澄み切ったその表情に「どうやったらあんな表情ができるんだろう」と、泣くのを忘れて見入っていました。
③スカーレット・ピンパーネル 観た回全部
相当「すみれ色」に脚色されたことと思われますが、実に楽しい演目でした。
『エリザベート』同様、宝塚の財産になる演目であってほしいです。
が、これは歌える人が揃ってくれないとやってほしくないとも思います。
それだけ今の星組にドンピシャでした。
…ってこれも感想書いてないや。
【インパクトベスト3】
①ハリジャン 4月20日
「ごひいきの松緑丈が小劇場系の芝居に客演」と言う、かなりミーハーな理由で観に行きましたが、想像だにしなかった衝撃を受けて帰ってきました。
その「衝撃」が何かと問われれば、InnocentSphereと言う劇団の底力と尾上松緑の個性が喧嘩することなく融合していたこと…と書くとカッコよすぎでしょうか。
「お互い変化を恐れていない」のが良かったのかもとは、いまだから思いついた感想です。
InnocentSphereについては、先月の東京劇団フェスが都合上見られなかったのが残念です。
次の公演は4月か…、他の予定上厳しそうだが何とか観に行きたいものです。
②異国の丘 初日 5月31日
あの荒川さんがボチ!涼太さんか北澤さんじゃないんかい!
…と驚愕したのもいい思い出です。
観終わってみれば荒川ボチは必然だと思ったんですから、人間って現金ですね。
「復習体質」の私、まんまと「参りました!」の一品でした。
③エリザベート 11月24日
役者が変わるとこうも印象が変わるか!・・・という舞台を久しぶりに観ました。
正直言いますと私、一路さんより涼風さんのシシィの方が好きかも。
そうそう、私は何故宝塚が性に合ったんだろうと考えるに、理由は歌舞伎と一緒だということに気がつきました。
すなわち、時間をかけて身につけたものは美しくそして確かである…こと。
もちろん四季のように、役にふさわしい人がキャスティングされるやり方も悪くありません。
今年はビックリキャストが相次ぎましたが、その半数は自分の目で確かめることができ、結果新しい発見がありました。
奇しくも去年は四季に宝塚と、劇団制をとっていながら役者・キャストに対する考え方が正反対のジャンルの芝居を過半数観ました。
どちらがいいと言うつもりはありません。
あえて言うなら今年観るであろうすべての芝居において、そのカンパニー・プロジェクトならではの楽しさを見いだしたいと思います。
…新年早々、真面目なことも書くさ。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて今年の私の初芝居は…、土曜日あたりに白々しいエントリーがアップされていることかと(笑)。
by piramasa
| 2009-01-01 13:33
| 芝居雑記