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四季中心の観劇ブログ、時々「競馬」と「デジイチ」に「関ジャニ∞」ネタ。
by piramasa
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6月7日『李香蘭』感想① 戦いは長かった…と思う

6月7日『李香蘭』感想① 戦いは長かった…と思う_a0010198_2275235.jpg
新劇場の話題に逸らされそうになりつつも、
先月のBBとオペラ座の感想が終わっていなくとも、『李香蘭』の感想に参ります。

今回は役者の感想が多いことをあらかじめお断りしておきます。
…え?「知ってる」って?(笑)

さて開幕前に作曲の三木たかしさんの訃報が流れたものの、実はそれを知った時の私の感想は、
「えっ、そんなに四季のミュージカルの曲を作ってたの?」
…というなんともお粗末なものでした。
認識はしていたのですが、昭和三部作に夢醒めにユタ、しかもそれぞれの大半の曲を作られていたとは。
訃報が流れた直後に拙ブログで言及しなかったのは、
こんな状況でお悔やみのエントリーを書いても嘘くさいと思ったからでした。

そして7日、意識して観てみればやっぱり凄い人だったんだなあと思います。
「日本語がきれいに聴こえるメロディ」と書けばイメージが伝わるでしょうか。
そんなメロディが、四季の名だたる「歌手」たちに歌われて活きないはずがありません。
歌詞とメロディ、どちらが先だったんだろうと観ながら考えましたが、
そんなことはいつの間にか忘れて芝居に没頭していたことはナイショです。



通算6回目の観劇の今回は、色々な意味で今まで気がつかなかったことに気がついたりしました。

…つうか、今回オケがいないよ?
秋劇場の公演なのにちょーっと興醒めだなあ。
まあ四季の金管セクションはあまり信用できないのでテープの方が安心できますが…、ゴホッ!

まず「群集の怒り」で大暴れする芝さんを割と簡単に発見。
前回まで全然わからなかったのがウソのようです。
それから「上海軍事法廷」で、これまた愛蓮を簡単に発見。
何より弁護官が「ここに証拠と証人が」と言ってるじゃありませんか!

さらに香蘭と愛蓮が目と目で通じ合う…じゃなくて、会話しているのにも気がつきました。
香蘭のすがるような視線を受けて
「大丈夫、私は貴女の味方よ」と言わんばかりに頷く愛蓮に、グッときます。

今回の愛蓮は秋夢子さん、去年も名前が挙がっていました。
今年やっと実現したのは色々と事情があってのことでしょう。

正直言うと五東さんの愛蓮が色濃く記憶に残っているので、歌の面では物足りない箇所もあります。
しかし秋さんの出自を考えると、よくぞここまで消化したなあと賛辞を贈りたい気分です。
一昨年アイーダで観た時にも思いましたが、今回は殊に感じました。
「この人は日本語で台本を、役を解釈している」と。

秋さんに限ったことではありませんが、
中国籍・韓国籍の役者さんが昭和三部作に出演するにあたっては、相当の勉強会が開催されたことと思われます。
役者さんにとっても劇団にとっても、血のにじむような工程であったことでしょう。

そーんな真面目なことを考えたそばから
「長かった戦いは今終わりを告げた~♪」とあの声で聴こえたものですから…。
福岡オペラ座以降のファンは、悲願?とも言える一時であったことでしょう。
かく言う私も、大先輩方のレポで想像して悶々とする日々を過ごしました。
そしてこの日この劇場にいるうちの何人が知っているでしょうか。
あの美声の裁判長はつい3週間前まで大阪で「俺様」ファントムを熱演していたかを。

『55ステップス』に出演されていたことなどキレイさっぱり忘れて、
高井さん東京へお帰りなさい!と力いっぱい思ったワタクシ。


とりとめなくなりそうなので、エントリーを改めます。
「役者優先」と宣言したとは言え、やはり昭和三部作の根本に触れずには感想は書けないようです。
by piramasa | 2009-06-09 23:58 | 芝居感想