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四季中心の観劇ブログ、時々「競馬」と「デジイチ」に「関ジャニ∞」ネタ。
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6月7日『李香蘭』感想② 時々14日の感想

そんなワケで7日の感想が完結しないうちに昨日(14日)も、『李香蘭』を観てきました。
理由?もちろん高井さん(きっぱり)

『李香蘭』を観る度に思うのは、出演キャストの数の多さ。
「楽屋の割り振りが大変だろうなあ」と大きなお世話なことを思います。
きっと関東軍参謀さんたちは同じ楽屋なんだろうなあ。
…いかん、楽しい絵柄を想像してしまった(笑)。

観る度に思うこと、その2。
川島芳子は細かい振りや動きは完全に女性なのに、やはり雰囲気がヅカっぽい。
素敵なのは相変わらずです。
個人的な好みで恐縮ですが、私は濱田さんはアイーダより川島芳子の方が好きですね。
そう言いつつもこの役をヅカOGの方々がされたらどうなるかなあ。
そんなことを考えるのは私だけか(苦笑)。



代表殿の思惑とは裏腹に(皮肉)役者めあてで『李香蘭』のチケットが増えました。
でも役者めあてで観た芝居に考えさせられたのも、ある意味皮肉でした。

冒頭で日本国旗が銃撃される場面。
ここは紗幕の後ろにたなびく姿が照らし出されるあたりから、今回も怖くて仕方がない。
怖いけれど、日本が中国にしたことの数々がこの場面に凝縮されているように思えて、
目をそらせない。

劇中も「傲慢」とか「思い上がり」とか、
そういった言葉がふさわしい行動を中国でとる日本の姿がさらされる。
そんな意味で、愛蓮の許嫁という立場で登場する玉林が、実に重要なポジションであることにも気がつきました。
通算5・6回目の観劇にして、正に「目から鱗」でした。
それぐらい玉林は、杉本とは別の意味で謎の人物でした。

その玉林は青山さん。
私は青山さんの玉林を初めて拝見しましたが、…あら素敵!
あまりに素敵すぎて、次の『異国の丘』劉玄で出られたらどうしようと思いました…。

萌え話を抜きにしても、今回は青山さんのおかげで玉林の存在意義が確認できました。
この人ならば許嫁の愛蓮が、「日本と戦うのは日本人の目を覚めさせるため」と評したのが身をもって実感できます。
今回の収穫はと問われたなら、私は迷うことなく「青山さんの玉林」と答えます。
なぜならばあまりにも説得力があったために、今さんの玉林に置き換える暇がなかったから…。

さてやっと「あの方」の感想。
「長かった戦いは今終わりを告げた~♪」の第一声に、「本当ですよ、高井さん」と呟いたファンはどれだけいたことやら。
その第一声から裁判長でいる間は、語弊があるかもしれませんが、余裕があるように感じました。
やはり声域に合ったメロディ、母国語で歌うために作られたメロディは歌手にとって生命線だなあとつくづく感じます。
これは高井さんに限った話ではなく、『李香蘭』全編通してそう感じました。
三木たかしさんの偉大さをここでやっとわかった私、…遅くてゴメンなさい。
こう感じると、『異国の丘』がまた違った角度で観られそうで楽しみです。

で、「生命線」と言えば「満蒙は日本の生命線」ですよ!←強引
なんだか『李香蘭』の感想を書く度にこの歌に触れているような気がしてなりません(笑)。

先輩方の感想で拝見してはいるものの、私の目下の関心事は、
「高井さんはあのダンス、ちゃんと体が動いているんだろうか」ということで。
『55ステップス』では加藤さんの配慮により?一幕目最後は目立たない位置に配置されてますが、
『李香蘭』は客席から見て川島芳子のすぐ右側という、目立ちまくりのポジション。
高井さんと濱田さんが同じ板の上にいる…という感慨を味わう暇もございません。
ただひたすら、「振りを思いっきり間違えないで…」と祈るばかりで(爆)。
そう言えばこの歌、川島芳子の左側は踊れる方々が並びましたね。
品川『キャッツ』のプログラムに川地さんと深水さんの名前を発見し、どの猫をされたのか興味津々のワタクシです。

高井さんの枠は一幕目では、「一日千秋~♪」の低音と溥儀に「ご決断」を迫るところの台詞の多さが裁判長以外の見せ場…でしょうか。
そう言えば何年か前の溥儀は小林さんがされていたそうで、「君たち、何言いたいの!?」のところなんか容易に想像できちゃいましたよ。
そして私達は、故人を忘れることはないでしょう…。

こんな調子で書いていたらキリがなさそうだ(汗)。
唯一筆が鈍りそうなのは、残念なことにタイトルロールのあの方ぐらいでして。
また今週行きますので、その感想で決着をつけさせて頂きます。
by piramasa | 2009-06-16 00:32 | 芝居感想