12月23日『美女と野獣』マチネ場外乱闘編
しかし今日、京都に行ったにもかかわらず肝心のメッカ(←この言い方も変だし)には足を向けようともしませんでした。
足を向けたのはもちろん京都劇場、『美女と野獣』を観るためでございます。
いやー、飯田さんが京都に戻ってきてくれて良かった。
「愛せぬならば」で号泣したのは前のエントリーで触れたとおりです。
そして野中さんのガストン!
ヤクザ以外の役をされる野中さんを実は初めて観たのですが、
…何も言えねえ。いい意味で。
本編の感想は後日改めてアップ致しますが、
取り急ぎクリスマス用特別カテコの模様をばお伝えさせて頂きます。
…と思ったら、公式サイトにさわりが載っちゃってるでないですか。
しかもオペラ座、村さんが「ホワイトクリスマス」を歌ったですと!?
今の私の心境は、「悔しくないけれど悔しい」といったところでしょうか。
名古屋はさておいて、京都のお話参ります。
入場時に渡されたサイリウムには「ルミエールの合図があるまで絶対に折らないでください」の注意書きがついてましたが、そんなの無理に決まってます。
だって私、入場後10分でサイリウムを光らせちゃったから。
バッグに入れておこうとしたらちょっと曲がっちゃいましてね。
一瞬取り替えてもらおうかと思いましたが、見渡すと同じような状況の方々が既に何人も。
小学生以下ぐらいのお子さん方などは100%の確率で光らせてました。
あれは入場時に渡さない方がいいんじゃないかなあと思ったものの、
BBの衣装だとカテコになってから渡しに来るのも一苦労だよなあと変な納得をする私。
さて通常のカーテンコールが終わった後、
カーテンの間から人間姿の百々ルミが登場して、本編さながらに「ありがとう!」と一言。
ここでみんなサイリウムを取り出すために、劇場中ガサガサ音がしたのが面白かった…。
まずはビースト・ベル・モリース以外のプリンシパルの皆さんで「きよしこの夜」。
ガストンとタンス夫人が同じ板の上にいる絵柄はなかなか楽しいものでしたが、
ハーモニーも実に良くて聞き惚れてしまいました。
お次はモリース父ちゃんがクリスマスの飾りをもてあそび…、もとい、振り回しながら、
食器の召使の皆さんが客席に登場するというこれまた素敵なサプライズが。
曲は「ジングルベル」、私の席の近辺でペッパーかソルト役の方が「ヘイ!」と合いの手を入れている声が印象的でした。
舞台上の林パパ、オペラ座の同様のカテコよりも楽しそうに見えたのは私の気のせい…だよね。
ところで私の王子(語弊)飯田さんはいつ出てくるんだと思っていたら、その次にきましたよ。
「ホワイトクリスマス」冒頭をソロで歌うと言う、これまた素敵な趣向が。
オペラ座と違ったのは、中盤から出演キャスト全員で歌ったことでしょう。
最後に登場したクリスマスツリーには劇場中から歓声があがりました。
後ろの列にいた親子連れのお母さんが一番喜んでいて、私も嬉しくなります。
なぜってそのお母さん、例によって私と同年代ぽかったから…。
最後はキャストの皆さんから「メリークリスマス!」のコールをもらって終了。
その後普通の?カテコになり、ビーストとベルが手をつないで2ショットでバイバイしながらはけていったのですが、…飯田さん2階に向かってバイバイしてはります。
次は2階席取るか(ぼそっ)。
気がついたらハンドタオルは隅から隅まで湿っておりました。
幸せな3時間だったなあ~。
明日はまた会社に行かないといけないのが辛いところです。
by piramasa
| 2009-12-23 22:38
| 芝居雑記