『壁抜け男』リハ見のお話① マルちゃんとコバちゃん、時々ジュディオン
9日の感想が完結していませんが、記憶が新しいうちに今日の『壁抜け男』リハ見のお話を。
オペラ座のイベントすら1つも行かなかったのに、『壁抜け男』のリハ見は行くとは私もわかりやすい。
ワタクシ事で恐縮ですが、木・金は休暇を取りづらい曜日なのでイベントを組まれると頭を抱えたくなるのです。今回はタイミングがうまくあって良かった。
さて今日はいい天気。前回のリハ見は大雨強風の日だったので申し訳ないぐらい。
手順は「受付で指定座席の書かれた紙をもらう」→「一旦入場してロビーで待つ」→「客席へ入場」…とこんな感じ。
ロビーで待つ時、席番が1~13番の人は下手扉付近、14番以降の人は上手扉付近で待っているとスムーズです。…とは劇場の人の受け売り。
リハ見の席、列はナイショとして本当に真ん中だった。
今日持ってるチケットもこの席が良かったなあ…。それはともかくとして。
入場したら舞台下手には渋谷さんが腰掛けている。…む、この構図はもしや?
予想は当たった。
上手から空色のパンツが目に眩しい佐和さんが「今朝の新聞に出てた…」と出てきた。
そして下手奥から丹さんが「ガルガルいい男ね…」とこれまた存在感たっぷりに出てくる。
余談ですがここで娼婦が歌う詞も結構エグいのに気がつきました。…うわわわわ、ってことはもしや?
期待にたがわず出てきましたよ、下手奥からC氏こと小林さんが。
しかもここの歌の伴奏は、本編ではフロアタムだけ。
したがってリハーサルはパーカッションが入らないからアカペラ。
…ハイ、ものの見事にアカペラの「記念にプワァーンティーを頂いてこよう♪」を聴くことができました(笑)。
それにしても「プワァーンティー」のとこだけよく響くこと…。
おまけにここで思いっきり視線もらったわよ…と思わせて。
さて客席の最前列には黄色のTシャツにサファリパンツ、グリーン(だと思う)の上着をはおったプリンス石丸のお姿が。さすがにリハーサルで的確に指示をする姿はうるわしい。
この場面でも「どうしてもリットになりがちですが…」と歌メインのカンパニーならではの指示をしていた。
ところでここでの通称「パンティの歌」、正式名称は「公務員の四重唱」だと思っていたが、よくよく考えればここで出てくる公務員はM嬢とC氏だけじゃん。
むしろその後A夫人とB氏が出てきてからが「公務員の四重唱」では…。
その「公務員の四重唱」のリハに移る時、客席上手前方から上下黒づくめの男性がのそのそと舞台上へ移動する。
…む、あれは高井さん?
程なく石丸さんが「高井さーん、準備はいいですか」と聞き捨てならぬ一言。
「はーい」の返事はセットの上の方から。…そうか、「飯はまだか!」が聴けるわけね。
その「飯はまだか!」はかなり抑え気味だった。本番は大迫力?でしたのでご安心を。
続く公務員4人衆の場面は、作業着とコートのはおり方脱ぎ方で細かい指示があった。
途中小林さんが着る順番を一瞬飛ばしていたのを、客席一同しっかり目撃いたしました(笑)。
ここで稽古着姿の岩本さんが本当にスリムなのに改めてビックリ。
この体のどこからカーラの声が出てくるんだろう?
そうそう、佐和さんもキレイだった。プログラムの写真はおばさん臭くて損していると思う。
その次は「看守のデュエット」。
リハーサルのようなラフな格好だと、荒木さんと井上さんがかなりデコボココンビなのがよくわかる。
井上さんは、年齢不詳だが若者のような稽古着がステキ。
ここで石丸さんから、「相手の言葉を聴いて、漫才のようにやってください」と指示が。
一瞬何かを企む顔つきになった荒木さんと井上さんに、「…アドリブ漫才はしなくていいから」と石丸さんが釘を刺してリハ開始。
…ここでまたしてもひそかな期待が。もしかしてジュディオン登場か?
予想的中。ダメだしが終わった後、再度「高井さーん、お願いしまーす!」「はーい」のやりとりが!
客席全体に異様な雰囲気が漂ったのは言うまでもない。
リハ見の時の小返しって特に場面を選んでいるわけではないそうだが、それでも今日は選んでやってくれたのかと思ってしまった。
リハーサルから「ジュディオン、素敵ィ~!」が聴けるなんて…!
結局ジュディオンの出番は全部通したので、1日で2度ジュディオンを堪能すると言う贅沢なことに…。
石丸さんありがとう、愛してます?
ここのダメだしで石丸さんが「看守の肩に頭をつけるのは右にしてください」(※リハの時は左肩に頭をつけてうなだれていた。看守の左肩が客席を向いているから、右肩に頭をつけないと看守が動きづらい)と指示をしたあと、すぐに井上さんの右肩に頭をつけて反復している高井さんがなんかカワイイ(失礼)。
しかしリハーサルの時の高井さんは眉毛を書いてないせいもあるが、ものの見事に普通のおじさま…。
これが本番になると、本当に別人のように顔つきが変わるから不思議だなあ。
そうそう、あの囚人リハ中はさすがにお肉はついていませんでした。
この後の自己紹介タイムであの頭は地毛であることが判明したが、詳細は次のエントリーで。
最後はコーラスで締め。
プリンスの指示は「今日の目標はエンジェルのように軽やかに!」とパタパタ飛ぶ真似(笑)。
「人生は素敵…」でハモるところ、低いキーの声がやけに分厚く響いてきた。
きっと高井さんと小林さんの声ね(萌)。
リハーサルだけでこんなに書けてしまった。それだけ贅沢な一時でした。
と言うワケで、この後の自己紹介タイムはまたエントリーを改めます。
オペラ座のイベントすら1つも行かなかったのに、『壁抜け男』のリハ見は行くとは私もわかりやすい。
ワタクシ事で恐縮ですが、木・金は休暇を取りづらい曜日なのでイベントを組まれると頭を抱えたくなるのです。今回はタイミングがうまくあって良かった。
さて今日はいい天気。前回のリハ見は大雨強風の日だったので申し訳ないぐらい。
手順は「受付で指定座席の書かれた紙をもらう」→「一旦入場してロビーで待つ」→「客席へ入場」…とこんな感じ。
ロビーで待つ時、席番が1~13番の人は下手扉付近、14番以降の人は上手扉付近で待っているとスムーズです。…とは劇場の人の受け売り。
リハ見の席、列はナイショとして本当に真ん中だった。
今日持ってるチケットもこの席が良かったなあ…。それはともかくとして。
入場したら舞台下手には渋谷さんが腰掛けている。…む、この構図はもしや?
予想は当たった。
上手から空色のパンツが目に眩しい佐和さんが「今朝の新聞に出てた…」と出てきた。
そして下手奥から丹さんが「ガルガルいい男ね…」とこれまた存在感たっぷりに出てくる。
余談ですがここで娼婦が歌う詞も結構エグいのに気がつきました。…うわわわわ、ってことはもしや?
期待にたがわず出てきましたよ、下手奥からC氏こと小林さんが。
しかもここの歌の伴奏は、本編ではフロアタムだけ。
したがってリハーサルはパーカッションが入らないからアカペラ。
…ハイ、ものの見事にアカペラの「記念にプワァーンティーを頂いてこよう♪」を聴くことができました(笑)。
それにしても「プワァーンティー」のとこだけよく響くこと…。
おまけにここで思いっきり視線もらったわよ…と思わせて。
さて客席の最前列には黄色のTシャツにサファリパンツ、グリーン(だと思う)の上着をはおったプリンス石丸のお姿が。さすがにリハーサルで的確に指示をする姿はうるわしい。
この場面でも「どうしてもリットになりがちですが…」と歌メインのカンパニーならではの指示をしていた。
ところでここでの通称「パンティの歌」、正式名称は「公務員の四重唱」だと思っていたが、よくよく考えればここで出てくる公務員はM嬢とC氏だけじゃん。
むしろその後A夫人とB氏が出てきてからが「公務員の四重唱」では…。
その「公務員の四重唱」のリハに移る時、客席上手前方から上下黒づくめの男性がのそのそと舞台上へ移動する。
…む、あれは高井さん?
程なく石丸さんが「高井さーん、準備はいいですか」と聞き捨てならぬ一言。
「はーい」の返事はセットの上の方から。…そうか、「飯はまだか!」が聴けるわけね。
その「飯はまだか!」はかなり抑え気味だった。本番は大迫力?でしたのでご安心を。
続く公務員4人衆の場面は、作業着とコートのはおり方脱ぎ方で細かい指示があった。
途中小林さんが着る順番を一瞬飛ばしていたのを、客席一同しっかり目撃いたしました(笑)。
ここで稽古着姿の岩本さんが本当にスリムなのに改めてビックリ。
この体のどこからカーラの声が出てくるんだろう?
そうそう、佐和さんもキレイだった。プログラムの写真はおばさん臭くて損していると思う。
その次は「看守のデュエット」。
リハーサルのようなラフな格好だと、荒木さんと井上さんがかなりデコボココンビなのがよくわかる。
井上さんは、年齢不詳だが若者のような稽古着がステキ。
ここで石丸さんから、「相手の言葉を聴いて、漫才のようにやってください」と指示が。
一瞬何かを企む顔つきになった荒木さんと井上さんに、「…アドリブ漫才はしなくていいから」と石丸さんが釘を刺してリハ開始。
…ここでまたしてもひそかな期待が。もしかしてジュディオン登場か?
予想的中。ダメだしが終わった後、再度「高井さーん、お願いしまーす!」「はーい」のやりとりが!
客席全体に異様な雰囲気が漂ったのは言うまでもない。
リハ見の時の小返しって特に場面を選んでいるわけではないそうだが、それでも今日は選んでやってくれたのかと思ってしまった。
リハーサルから「ジュディオン、素敵ィ~!」が聴けるなんて…!
結局ジュディオンの出番は全部通したので、1日で2度ジュディオンを堪能すると言う贅沢なことに…。
石丸さんありがとう、愛してます?
ここのダメだしで石丸さんが「看守の肩に頭をつけるのは右にしてください」(※リハの時は左肩に頭をつけてうなだれていた。看守の左肩が客席を向いているから、右肩に頭をつけないと看守が動きづらい)と指示をしたあと、すぐに井上さんの右肩に頭をつけて反復している高井さんがなんかカワイイ(失礼)。
しかしリハーサルの時の高井さんは眉毛を書いてないせいもあるが、ものの見事に普通のおじさま…。
これが本番になると、本当に別人のように顔つきが変わるから不思議だなあ。
そうそう、あの囚人リハ中はさすがにお肉はついていませんでした。
この後の自己紹介タイムであの頭は地毛であることが判明したが、詳細は次のエントリーで。
最後はコーラスで締め。
プリンスの指示は「今日の目標はエンジェルのように軽やかに!」とパタパタ飛ぶ真似(笑)。
「人生は素敵…」でハモるところ、低いキーの声がやけに分厚く響いてきた。
きっと高井さんと小林さんの声ね(萌)。
リハーサルだけでこんなに書けてしまった。それだけ贅沢な一時でした。
と言うワケで、この後の自己紹介タイムはまたエントリーを改めます。
by piramasa
| 2006-10-20 01:46
| 芝居雑記