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四季中心の観劇ブログ、時々「競馬」と「デジイチ」に「関ジャニ∞」ネタ。
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15日・22日まとめて、『コーラスライン』感想

まさか『コーラスライン』を2週連続で観劇することになるとは思わなかった。

15日は北の大地の四季友Sさんの上京予定にあわせてチケットを取った。おかげさまで楽しいランチタイム、そして終演後のサプライズに遭遇しました。
そして22日。当初は行く予定がなかったのだが、会社の愉快な仲間が『コーラスライン』を観たいと言うのでバラバラだがなんとか席を押さえてみたら…、体調不良が発覚して急遽キャンセル。
…さすがに公式サイトの空席状況では全席売切だったので、かなり短時間で嫁ぎ先が決まって良かった。…しかし売切れのはずだったのに空席がいくつかあったのは何故だ。しかも1人分がポツンポツンと空いているならまだしも、連番で空いている席が2~3箇所も。と言うか私の右隣も2つ空いていた。
そんなワケで2週連続の観劇は…、キャストが全部一緒だったのでまとめて感想を書きます。

あらかじめお断りしておきます。
私は3月に名古屋で観た『コーラスライン』に大変感動しました。その記憶があるので、今回は大変微妙な感想を抱いて帰ってきました。
これから初めて観る方には先入観を与えかねない感想が一部ございます。ご了解の程よろしくお願いします。



微妙な点その① 
京都、名古屋、全国公演とせっかく新しい顔ぶれ、新しいキャスティングが出たのに、東京で荒川さんや八重沢さんがカムバックするのはどうなのよ。お二人が悪いと言うことではなく、何故今更このキャスト・・・?と劇団に問いたい。
もっとも八重沢シーラと大平ヴァルの舌戦は正に「女の戦い」でかなり面白かったし、荒川さんにいたっては後半、雰囲気と言いしゃべり方と言い「ダンスのつとむおにいさん」って感じが楽しい。←いいのかこの感想。

微妙な点その②
いくらダンスシーンが目玉とは言え、歌がいまいちな人が多すぎる。
※音痴と言う設定のクリスティンは除く。逆にああまではずす方が難しいのでは・・・。
逆に歌える道口さんがソロがない役なのはもったいない。まああのいい声で「おったった!」とか「バスを見ただけで…ピンピン」とか聴けたからいいか…、よくない!(爆)

微妙な点その③
ディアナがいい子すぎて微妙。と言うか、どうも私はディアナと言う役に抵抗を感じているらしく、ディアナが芯の場面が好きになれない。
なぜかしら…と考えふっと気がついた。ディアナは役者人生の最初でいきなり挫折した人間だ。でも私が観たディアナは木村さん吉沢さんといわゆる花形がやっている。
ディアナは歌・ダンス・演技と3拍子揃ってないといけない役ではあるし、必然的に主役クラスの人に廻ってしまうのだろう。もちろん木村さんも吉沢さんもあのポジションを保つために相当な努力をしていると思っている。
でも本当に個人的意見ではあるが、アンサンブルから地道に下積みを重ねてきた人がディアナをやるならば、また違って見えるのかもしれない。

もちろん今回もグッときたところは沢山ある。
まずいつ観ても思うが群舞の場面、さも自然に違う動きをするのはかえって難しいだろう。その積み重ねを観た上でフィナーレを観ると、変なところで単純な私は本当に泣くほどグッとくるのです。
それから名古屋でクセ?になったのか、今回もキャシーとザックの対話になると鼻水つきで涙が出た。ここ最近必死になって何かやったことあったかなあ…と反省の意味もこめて…。それにしても坂田さんの脚の細いこと!あの細さであんなダイナミックなダンスが踊れるとは本当にビックリだ。それと私、坂田さんのしゃべり声好きかも。来年やる『コンタクト』、確実に坂田さんが出るなら観てみようかな。

ところで今回印象に残った人は。

飯野さんのザック。アルプで飯野さんが今年還暦だと知ってひっくり返ったものでしたが、…とても還暦とは思えない体のキレがすごい!しかも楽屋から出てくるのが早い!(一部ややウケ)

アル&クリスティンの夫婦は羽根渕さんと石塚さん。…あの、石塚さんの方が背が高いのですよ…。でも羽根渕さんなんか嬉しそう(笑)。石塚さんは『CFY』パッツィーのボケっぷりが記憶に新しいが、ここでもダンスが好きなのに憧れたのはバーブラ・ストライザンド、しかも並外れた音痴という愉快なお嬢ちゃんぶりが楽しい。

マークの鎌滝さん。ファミリーミュージカルでよく見かける名前と言う印象があったが初めて拝見した印象、やっぱりファミミュー向きのキャラかもと思った。しかも学生時代の同級生とか会社の同僚にいそうな雰囲気だとも(汗)。
要するに普通の人っぽいなあと思ったのだけど、間の取り方や表情が個人的にツボだった。ザックに「興味を持ったのは医学の方か、それとも解剖図か?」と問われた時とか、神父とのやりとりでの使い分け方とか。ここって確実に笑いが取れるいわゆる「おいしい場面」だと思うのだけど、印象に残ったのは今回が初めてでした。いや本当に面白かったっすよ、鎌滝さん。

リチ尾さんは名古屋出張につき、リチーは松島さん。衣装が「緑のタンクトップ、黒のズボン」から「白の袖なしシャツ、緑のズボン」に変わっていたが、松島さんはこちらの方が似合うね。ダンスは当然申し分なかったが、…その、お歌も頑張ってね…、コホン。
そうそう、四季歴長いSさん情報によればその昔栗原さんもリチーをされていたそうで。…うーむ、さぞ筋肉ムチムチ(ムキムキにあらず)なリチーだったことでしょう。昔は声高らかに「男です!」と言い放っていたのに、『ブラックコメディ』ではゲイの美術商。…月日は経つものですねえ。

『コーラスライン』の「昔の話」と言えば、今さんのダンの話を抜きにするわけにはいくまい。←私だけ。
きっと今さん、やっぱり目をキラキラさせながら「ダイナミックに1メートルのボインボイン♪」とか「お医者さんごっこ♪」とかしゃべっていたんだろうなあと(滝汗)。
朱さんのいかにも朴訥そうなダンを観ながらそんなことを思ったワケです。どうでもいいが、朱さんって朝青龍に似ていると思う。

実は東京公演で一番ビックリしたのが、グレッグに道口さんと言うキャスティング。私の記憶の限りでは「グレッグ=武藤さん」だったので、道口さんがあの箇所をどうやるか興味は湧いた。衣装が「セーターにズボン」から「全身黒づくめ」になっていたのは、道口さんのもう一役ボビーと組合せがかぶるからだろうか。従来どおりの格好なら少なくとも私は「ボビー、立つ位置が違う!」と突っ込んだことでしょう(笑)。
…で、観た感想。あー道口さんはそうやるのね、と単純に違いが面白かった。「…ねーえ、他に触りたいところないの?」がかなりちょっとやらしかったけど。武藤さんは上目遣いで「うふん♪」って感じだったのに、道口さんは目を閉じながら自分で自分の胸をさわさわしてるんですもの…。ルミエールのむっつりスケベぶりを思い出しましたよ。
…スミマセン、真面目な感想も書きます。「ゲイだと言うことは…」のところも違いが顕著に現れていたと思う。武藤さんは「一生をクズで終わること」と言いながらも半ば受け入れている雰囲気が漂うが、道口さんは吐き捨てるような口調からして本当に嫌だと思っているんだなあ。格好が男らしいだけに余計そう感じた。
…グレッグの感想で随分行を使ったなあ。それもこれもどなたかの影響です(笑)。

さて『壁抜け男』ばかり観に行っているような印象を持たれているかと思いますが(事実そのとおりだけど)、しっかりミラーとアトマイザをもらってきました。
実は15日に既に1組ゲットしたのですが、私は少なくともあと2組ゲットできるぐらい行きますから(笑)この日はSさんにそのまま進呈。この写真は昨日もらってきた2組目でございます。
15日・22日まとめて、『コーラスライン』感想_a0010198_2353234.jpg

『コーラスライン』はあと確実に1回は行く予定。『壁抜け男』は…言わずもがな。ミラーとアトマイザ、欲しい人いらっしゃいます?
by piramasa | 2006-10-23 23:17 | 芝居感想