10月9日『壁抜け男』② 普通の会社員、趣味はささやか…のはず(汗)
今更ですが、10月9日『壁抜け男』の感想の続き。
同じ演目を何回か観ると、出演している役者や役に愛着や親近感が湧いてくるのは私だけではないと思う。そうするとあちこちで拝見した感想等が結構思い出せたりするわけです。
『壁抜け男』で言えば、画家役の渋谷さんはかつてどこかのイベントで「やりたい役は?」と聞かれて「ラウル!」と答えて拍手喝采を浴びたそうな。
…ヒゲ、自前でできますね(笑)。もっとも「遅くまでひきとめないから」は「ウソつけ!」と突っ込みたくなりそう(爆笑)。
それから高井さん、大阪名古屋の公演の時は「C氏・警官・刑務所長」だったそうで。…え、C氏?ってことは「プワァーンティー」をお歌いになったってことか…(滝汗)。…衝撃の過去がいまここに。
さて2幕目のツボにまいります。
幕の間から画家の渋谷さんが登場して「皆さん、お席につかれましたか~♪」と客席係のようなことを歌いながら2幕目開幕。客席上手扉から登場した丹さんを丁寧に舞台へエスコートする姿が素敵。
ジュディオンのマイナーチェンジ部分…、いえ私だけかもしれません。
「ジュディオン、素敵~!」だったのが「ジュディオン、素敵ィ~!」(「ィ」がポイント)とより大向こうチックになっていたなあと…。
ここで看守2人はもちろん、囚人K氏も「ジュディオン、素敵~!」とやっていました。…私も大向こうかけたい…。
この後のデモ隊の中にさりげなく高井さんがいるのに気がついた人はどれくらいいるかなあ?ジュディオンでひっこんだ後だけにお忙しいことで…。
かなり些細なツボ部分。
股引き腹巻は着用できてなさそうな(笑)検事のソロの第一声、「閉じ込めたぞ若い妻♪」がすんごく楽しそうですよ、高井さん…。
某様曰く「足の動きは固く、手の動きが柔らかい」のはここでも遺憾なく発揮され、「ステッキでフェンシングする」のは優雅なのに「スキップして右足でケリ」がまだぎこちないのは…、まあ高井さんだからいいか(汗)。
画家のソロの場面、ここは最初に観た時から好きでした。
メロディもいいし声もいいが、何よりも渋谷さんの雰囲気がこの場面にピッタリなのがいい。色々な役で渋谷さんを観たが、画家が一番似合っていると思うのはこの場面のおかげと言っても過言ではない。
ここでもう一つ好きなのは、「若い頃に描いた夢はユトリロ…」でアクションにあわせて壁の色が照明で変わっていくところ。ここは前方より1階後ろで観た方がキレイです。決して負け惜しみではありません。
裁判の場面。
デュティユルが検事の悪事を暴露するところ、「ナチスに味方…」で検事が「ハイルヒットラー!」な手をするのにやっと気がつきました。近くにいる弁護士が「えっ!?」と言うアクションをするのを見て、戦後のフランスにとってドイツがどんな国であったのかがわかるなあと、変なところで認識した私。
さて前回書いた「新聞売りの電気アンマ疑惑」ですが、有賀さんの名誉のために申し上げます。電気アンマはしていませんでした。あれは転がされた検事の足を持ってプロレス技に移行?しようとしたら、ファシストに邪魔されたと言う方が正しい。←この実況もどうかと。しかしそのファシストと言い、スカートの中を見せちゃう娼婦と言い、…皆さん楽しそうですね。まあファントムやる人をこうまでいじれる機会はそうそうないでしょうから…。
「あの男俺の妻狙ってる~」が観る度に情けなくなっていくのもツボ…。いえ高井さん、あれは絶対地ですよね…?
「口笛バレエ」のところ、口笛部分は録音なのか本当に吹いているのかよくわからなかったが、どうやら役者が本当に吹いているようだ。後からピッコロが入るにせよ、皆さんお上手!ここもメロディが好きで、「ミュー●カルカ●ェ」でダウンロードして今メールの着信にしています。
それにしてもここでの小林さんの足さばきはいつ観てもシンガーとは思えない。『コーラスライン』のフィナーレなら混じっても大丈夫そうだな…とは妄想。
いまだに話よりも役者の方ばっかりに目がいくし、終わり方も「あれはハッピーエンドなのかなあ?」と観る度に自問するが、こうやって何回も観てしまうのは役者観たさのためだけではないだろう…と思う。なんだかんだ言いながら、観終わった後妙にリラックスできているし…。これもヒーリングミュージカルたる所以かしら。さて私は、後何回癒されに行くのでしょう…。
同じ演目を何回か観ると、出演している役者や役に愛着や親近感が湧いてくるのは私だけではないと思う。そうするとあちこちで拝見した感想等が結構思い出せたりするわけです。
『壁抜け男』で言えば、画家役の渋谷さんはかつてどこかのイベントで「やりたい役は?」と聞かれて「ラウル!」と答えて拍手喝采を浴びたそうな。
…ヒゲ、自前でできますね(笑)。もっとも「遅くまでひきとめないから」は「ウソつけ!」と突っ込みたくなりそう(爆笑)。
それから高井さん、大阪名古屋の公演の時は「C氏・警官・刑務所長」だったそうで。…え、C氏?ってことは「プワァーンティー」をお歌いになったってことか…(滝汗)。…衝撃の過去がいまここに。
さて2幕目のツボにまいります。
幕の間から画家の渋谷さんが登場して「皆さん、お席につかれましたか~♪」と客席係のようなことを歌いながら2幕目開幕。客席上手扉から登場した丹さんを丁寧に舞台へエスコートする姿が素敵。
ジュディオンのマイナーチェンジ部分…、いえ私だけかもしれません。
「ジュディオン、素敵~!」だったのが「ジュディオン、素敵ィ~!」(「ィ」がポイント)とより大向こうチックになっていたなあと…。
ここで看守2人はもちろん、囚人K氏も「ジュディオン、素敵~!」とやっていました。…私も大向こうかけたい…。
この後のデモ隊の中にさりげなく高井さんがいるのに気がついた人はどれくらいいるかなあ?ジュディオンでひっこんだ後だけにお忙しいことで…。
かなり些細なツボ部分。
股引き腹巻は着用できてなさそうな(笑)検事のソロの第一声、「閉じ込めたぞ若い妻♪」がすんごく楽しそうですよ、高井さん…。
某様曰く「足の動きは固く、手の動きが柔らかい」のはここでも遺憾なく発揮され、「ステッキでフェンシングする」のは優雅なのに「スキップして右足でケリ」がまだぎこちないのは…、まあ高井さんだからいいか(汗)。
画家のソロの場面、ここは最初に観た時から好きでした。
メロディもいいし声もいいが、何よりも渋谷さんの雰囲気がこの場面にピッタリなのがいい。色々な役で渋谷さんを観たが、画家が一番似合っていると思うのはこの場面のおかげと言っても過言ではない。
ここでもう一つ好きなのは、「若い頃に描いた夢はユトリロ…」でアクションにあわせて壁の色が照明で変わっていくところ。ここは前方より1階後ろで観た方がキレイです。決して負け惜しみではありません。
裁判の場面。
デュティユルが検事の悪事を暴露するところ、「ナチスに味方…」で検事が「ハイルヒットラー!」な手をするのにやっと気がつきました。近くにいる弁護士が「えっ!?」と言うアクションをするのを見て、戦後のフランスにとってドイツがどんな国であったのかがわかるなあと、変なところで認識した私。
さて前回書いた「新聞売りの電気アンマ疑惑」ですが、有賀さんの名誉のために申し上げます。電気アンマはしていませんでした。あれは転がされた検事の足を持ってプロレス技に移行?しようとしたら、ファシストに邪魔されたと言う方が正しい。←この実況もどうかと。しかしそのファシストと言い、スカートの中を見せちゃう娼婦と言い、…皆さん楽しそうですね。まあファントムやる人をこうまでいじれる機会はそうそうないでしょうから…。
「あの男俺の妻狙ってる~」が観る度に情けなくなっていくのもツボ…。いえ高井さん、あれは絶対地ですよね…?
「口笛バレエ」のところ、口笛部分は録音なのか本当に吹いているのかよくわからなかったが、どうやら役者が本当に吹いているようだ。後からピッコロが入るにせよ、皆さんお上手!ここもメロディが好きで、「ミュー●カルカ●ェ」でダウンロードして今メールの着信にしています。
それにしてもここでの小林さんの足さばきはいつ観てもシンガーとは思えない。『コーラスライン』のフィナーレなら混じっても大丈夫そうだな…とは妄想。
いまだに話よりも役者の方ばっかりに目がいくし、終わり方も「あれはハッピーエンドなのかなあ?」と観る度に自問するが、こうやって何回も観てしまうのは役者観たさのためだけではないだろう…と思う。なんだかんだ言いながら、観終わった後妙にリラックスできているし…。これもヒーリングミュージカルたる所以かしら。さて私は、後何回癒されに行くのでしょう…。
by piramasa
| 2006-10-24 23:39
| 芝居感想