11月3日『コーラスライン』 文化の日なのにカケラもない感想
実に東京公演3回目の『コーラスライン』、11月3日の席は携帯で取れてしまった1階3列1ケタ台の席。普段好き好んで1階後方や2階の席を取る人間なので、携帯で取れてしまわないとこんな席で観ることはまずない。
いわゆる下手ブロックなので右肩が痛くなったが、色々な人が目の前に来てかなり得した気分。もっとも冒頭、「ザック邪魔…」とバチあたりなことを思ったのは私です。
特に幕開き直後は全員後ろ向きなものだから、…うーん、女性陣はセルライトとは無縁の下半身だなあ…と変な意味でなく惚れ惚れしてました。
特に大平さん、あのお尻は間違いなく自前だよな。このカンパニーでは年長の部類のはずだが一番お尻の形がキレイなのは、これも宝塚での修行の賜物だろうか。
それから八田さんと石塚さんの脚の長いこと!…いかん、これではただのおばちゃんだ。
近くで観ることの利点は、あたりまえだが表情がよくわかること。
この日はキャシーの表情に注目してみた。と言うのは、前回「この仕事がどうか…」のところ、キャシーだけ歌っていないのに気がついたから。キャシーにしてみれば、仕事が欲しいと言う以外にケリをつけないといけないことがあるしねえ。
注目した結果は。
「THE MUSIC AND THE MIRROR」で踊るキャシーがとてもいい表情をしていた。『コーラスライン』に出ている役者全員の声を代弁しているかのような、その表情に心打たれ、気がついたら泣いていた。
名古屋で観た時からこの曲で涙腺が緩むようにはなっていたが、目鼻を押さえないといけないぐらい泣くとは自分でも思わなかった。ダンスシーンで、しかも群舞でなくソロで泣くのは初めてだった。劇中ながらスタンディングしたかった!
…そしてこの日バナナは用意されていたのでしょうか(アルプ11月号参照)。
そうそう、某様のレポによれば坂田さんは踊り終わった直後でも肩で息をせず、腹筋しか動いていなかったそうだが…。
本当に腹筋しか動いてない!
…坂田さんって、間近で見ると本当に細い!プロレスラーがコブラツイストかけたら本当に折れそうなぐらい細いのです。
でも背中の筋肉は隆々としていた。ダンサーって、いや役者って、凄いねえ。…坂田さん、本当に『コンタクト』出てくださいね…。
ではアルプのネタつながり参りましょう(爆)。
武藤さん道口さんと「ラムネ会議事務局」が2人もいるので舞台を観ながら忍び笑いをしたのは私だけではないだろう。これでラリーがダイゴくんなら危なかった…。
ラムネを大人食いする男武藤さんのグレッグは、道口さんと同じく全身黒づくめ。個人的には武藤さんもこちらの方が似合うと思う。従来どおりだとボビーとかぶるしね。おヒゲはなし。これは目を皿のようにしてチェックしたので間違いなし。
そのかわり、髪の毛は…名古屋巻き!いや、横浜巻き?いや、竹芝巻き?…要するに相変わらず罰ゲームかと思うほどのパーマがかかっていまして(笑)。
え?外見はよくわかったから演技はどうだったって?
舞台を観ながらふと思ったのだが、同性愛者は自覚してから受け入れるまでにどれだけ時間がかかるのだろう。武藤グレッグは、その期間が割合短かったのでは。私には「しょうがないや、これも人生だ」と吹っ切っているように見える。ある意味男らしいと思う。…ああ、だからグレッグってオーディションメンバーの中では年長の部類なのか。
おバカな感想も書いておきましょう。「ねーえ、他に触りたいところないの?」は上目遣いで最高に可愛らしかった…。しかも「う~ん♪」のイントロつき。これが観たかったのよ!(爆)
そして~♪
その前の週までグレッグ、この週はボビーと忙しい道口さん。ヒゲはすっぱり剃り落とし、パーマっ気の残った頭ながらもやっぱりこちらの方がしっくりくる。台詞のしゃべり方も自然だし。…荒川さんのボビーは開口調がきつすぎてどうも「いかんぞう」。おそまつ。
そして~♪
マークの金田さん。…うーん、表情が物足りない。どうやら私、相当鎌滝さんの顔芸マークが気に入っていたようだ。ゴメンね金田さん。
でも「モンタージュ」で突如歌われる「トイレでこっそりチャタレイ夫人♪」は誰で聞いてもツボです(汗)。素朴な疑問。今時のアメリカの若者は「チャタレイ夫人の恋人」自体を知っているんだろうか。
3連休初日のせいか親子連れの姿が目立った。自分が小学生の時に『コーラスライン』を観ていたらどう捉えたか、それを想像してみたが断念した。年齢も境遇もまったく違う人間ばかり17人、想像の域を超えすぎている。
確実に言えるのは『コーラスライン』を初めて観たのが社会人になってから、しかも30歳越してからで良かったってことだろうか。
…さて、実は『コーラスライン』のチケットをもう1枚握っております。いつ行くか…、それは当日までのお楽しみ。
いわゆる下手ブロックなので右肩が痛くなったが、色々な人が目の前に来てかなり得した気分。もっとも冒頭、「ザック邪魔…」とバチあたりなことを思ったのは私です。
特に幕開き直後は全員後ろ向きなものだから、…うーん、女性陣はセルライトとは無縁の下半身だなあ…と変な意味でなく惚れ惚れしてました。
特に大平さん、あのお尻は間違いなく自前だよな。このカンパニーでは年長の部類のはずだが一番お尻の形がキレイなのは、これも宝塚での修行の賜物だろうか。
それから八田さんと石塚さんの脚の長いこと!…いかん、これではただのおばちゃんだ。
近くで観ることの利点は、あたりまえだが表情がよくわかること。
この日はキャシーの表情に注目してみた。と言うのは、前回「この仕事がどうか…」のところ、キャシーだけ歌っていないのに気がついたから。キャシーにしてみれば、仕事が欲しいと言う以外にケリをつけないといけないことがあるしねえ。
注目した結果は。
「THE MUSIC AND THE MIRROR」で踊るキャシーがとてもいい表情をしていた。『コーラスライン』に出ている役者全員の声を代弁しているかのような、その表情に心打たれ、気がついたら泣いていた。
名古屋で観た時からこの曲で涙腺が緩むようにはなっていたが、目鼻を押さえないといけないぐらい泣くとは自分でも思わなかった。ダンスシーンで、しかも群舞でなくソロで泣くのは初めてだった。劇中ながらスタンディングしたかった!
…そしてこの日バナナは用意されていたのでしょうか(アルプ11月号参照)。
そうそう、某様のレポによれば坂田さんは踊り終わった直後でも肩で息をせず、腹筋しか動いていなかったそうだが…。
本当に腹筋しか動いてない!
…坂田さんって、間近で見ると本当に細い!プロレスラーがコブラツイストかけたら本当に折れそうなぐらい細いのです。
でも背中の筋肉は隆々としていた。ダンサーって、いや役者って、凄いねえ。…坂田さん、本当に『コンタクト』出てくださいね…。
ではアルプのネタつながり参りましょう(爆)。
武藤さん道口さんと「ラムネ会議事務局」が2人もいるので舞台を観ながら忍び笑いをしたのは私だけではないだろう。これでラリーがダイゴくんなら危なかった…。
ラムネを大人食いする男武藤さんのグレッグは、道口さんと同じく全身黒づくめ。個人的には武藤さんもこちらの方が似合うと思う。従来どおりだとボビーとかぶるしね。おヒゲはなし。これは目を皿のようにしてチェックしたので間違いなし。
そのかわり、髪の毛は…名古屋巻き!いや、横浜巻き?いや、竹芝巻き?…要するに相変わらず罰ゲームかと思うほどのパーマがかかっていまして(笑)。
え?外見はよくわかったから演技はどうだったって?
舞台を観ながらふと思ったのだが、同性愛者は自覚してから受け入れるまでにどれだけ時間がかかるのだろう。武藤グレッグは、その期間が割合短かったのでは。私には「しょうがないや、これも人生だ」と吹っ切っているように見える。ある意味男らしいと思う。…ああ、だからグレッグってオーディションメンバーの中では年長の部類なのか。
おバカな感想も書いておきましょう。「ねーえ、他に触りたいところないの?」は上目遣いで最高に可愛らしかった…。しかも「う~ん♪」のイントロつき。これが観たかったのよ!(爆)
そして~♪
その前の週までグレッグ、この週はボビーと忙しい道口さん。ヒゲはすっぱり剃り落とし、パーマっ気の残った頭ながらもやっぱりこちらの方がしっくりくる。台詞のしゃべり方も自然だし。…荒川さんのボビーは開口調がきつすぎてどうも「いかんぞう」。おそまつ。
そして~♪
マークの金田さん。…うーん、表情が物足りない。どうやら私、相当鎌滝さんの顔芸マークが気に入っていたようだ。ゴメンね金田さん。
でも「モンタージュ」で突如歌われる「トイレでこっそりチャタレイ夫人♪」は誰で聞いてもツボです(汗)。素朴な疑問。今時のアメリカの若者は「チャタレイ夫人の恋人」自体を知っているんだろうか。
3連休初日のせいか親子連れの姿が目立った。自分が小学生の時に『コーラスライン』を観ていたらどう捉えたか、それを想像してみたが断念した。年齢も境遇もまったく違う人間ばかり17人、想像の域を超えすぎている。
確実に言えるのは『コーラスライン』を初めて観たのが社会人になってから、しかも30歳越してからで良かったってことだろうか。
…さて、実は『コーラスライン』のチケットをもう1枚握っております。いつ行くか…、それは当日までのお楽しみ。
by piramasa
| 2006-11-07 23:22
| 芝居感想