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四季中心の観劇ブログ、時々「競馬」と「デジイチ」に「関ジャニ∞」ネタ。
by piramasa
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5月5日『キャッツ』マチネ ジェリクルキャッツの導き…だと思う

観劇リストや過去ログを読み返すと、去年一昨年もゴールデンウィークに『キャッツ』を観ていた。そして今年も。
なんでこの時期なんだろうと考えるに、去年一昨年はオペラ座中心に予定を組んでいたので、このあたりで『キャッツ』観とくか…のノリで取ったんだろうな、と。
で、汐留のオペラ座が終わった今年はどういうノリだったかと言うと、小林さん大阪じゃなくてこちらに2週ぐらい出て、『壁抜け男』行ってくれないかなー…と言うヨコシマな考えがございまして(笑)。
※ちなみに一昨年のGW期間の『キャッツ』は小林長老に村ガスでした(本当)。

欲深き人間の思惑通りにコトが運ぶはずはありません。でも村さんがいるからいいかと思ってました。
そしたら服部さんの訃報が飛び込んできたわけですよ。訃報自体は亡くなられた次の日に某様のところで知ったのだけど、プレスリリースがよりによって観劇前日の夜とは…。なんでこんなに冠婚葬祭系の縁があるんだろう、私。
※一路さんと内野さんの結婚スクープが流れたその日、『エリザベート』ソワレを観た経験有。

それはともかく、5日のチケットを取ったのはジェリクルキャッツの導きと捉えて五反田に足を運びました。五反田東急ストアのキャッツ看板を見上げながら、1年前は中央に服部ジェニの看板だったよなあ…と早くも感慨深くなる。



5月5日の席は2階センター、わかる方には魂胆おわかりかと(笑)。
目チカはミストのほかスキンブルらしき猫もいたがさてどうだったかしら?
「ジェリクルソング」で涙が出るのはいつものことだが、種井長老はメス猫さんたちにスリスリもしなければオス猫さんたちとやたら仲がいいこともなく、きわめて公平な長老であることも抜かりなくチェック。…こうなると伝説の高井長老はここどうやってたんだろう?
コーラスがいまいちだなあと思ったものの、さすがに賛美歌調になるパートはいつもよりおごそかに聴こえた。こう聴こえたのは私だけではなかったようで、「ジェリクルソング」が終わった後、ネーミングの間に結構聞こえましたよ、鼻水すする音が。

おそらくこの日一番注目されていたであろう「おばさん猫」。初めて『キャッツ』を観た時の事を思い出して早くも涙腺がゆるみかけたが、途中から「やっぱりこの場面は凄いなあ」と感心もして、忙しいったらありゃしない(私だけ?)。
高島田さんのジェニエニドッツは「お局様」といった風情があって結構好きなのだけど、今日は気のせいでなくおばちゃん入ってましたね~。舞台のどこかで服部さんが見ているかと思ったぐらい…。
この後すぐにタガーが登場してくれたおかげで、あまり鼻水をすすることにはならなかった。ジェニ→タガーの順に登場とは、今日ばかりはうまいこと構成されているなあと思う。

お久しぶりのスンラさん、独特の高い声と合いの手?の多さが懐かしい。5日は子どもの日だったから小学生ぐらいの女の子を連れ去るかな…と思いきや、普通に20代前半ぐらいの女性を連れ去っていた。
…ああでも「勝手な暮らし楽しいぜ♪」を将来あるお子さんに向かって歌うのはどうかと(笑)。
つうかスンラさん、この部分はいつも子ども相手に歌ってるような気がする。

さーてと、村さんの話いきましょか。
バストファージョーンズの時スプーンでゴルフスイングするところ、一番お上手だよなあ…とひそかにウケていたのだが、さらに気がついてしまった。
グリップが完全にゴルフやる人の握り方であるのに。
プライベートではゴルフ好きだそうで、身についた握り方が思わず出てしまったと言うことですね。
…とまあ紳士猫さんの方は良かったが、ガスの方は声にハリがないように思えた。2月に汐留最後のファントムを終えてから2週間足らずで猫屋敷に強制送還登場したんじゃ無理もないが。
ジェリーロラム(とグリドルボーン)は木村さん…と書くと(自分が)混乱するから、花代ちゃん。今まで観た中でジェリーロラムが一番自然だと思う。ガスの昔話を聞いているところなんか、優しい顔してていいなあと思ったもの。その後拍手を煽るところもお茶目でいい。
グリドルボーンになってから、村タイガーとの声の相性がイマイチだったのは残念!花代ちゃんの声質だとテナー系タイガー(すなわち田島さんか渋谷さん)の方がいいかもしれない。

「鉄道猫」で新ラウル候補岸さんに「(ラウルやる時は)歌詞はブツ切りにしないで!」と祈り、ディミータ遠藤さんの手足の長さとキレの良さに「いつもカッチョええ~!」と萌えて「メモリー」へ。
奥田さんのグリザベラ、「お願い私にさわって…」以降に今まで観た中で2~3番目に匹敵するほどの何かを感じた。泣けるなんてものじゃない。正面から気迫の塊をぶつけられたようでそれどころじゃなかった。
お願いだから拍手が起きませんように。この気迫にしばらく翻弄されましょうよ…と劇場中の人に願ったが、最後の最後でバラバラッと拍手が起きてしまったのが残念。

この後にシラバブがグリザベラの手を取った瞬間、劇場中の雰囲気が一気に和らぐのはいつ観てもホッとする。
「猫からのご挨拶」、奇をてらわず真っ向勝負を挑むかのような種井さんの歌声に、ただただ素直に感動。今回もこの席を取って良かった。それにしてもこの席はオールドデュトロノミーの声がよく響いてくる。…ご参考までに。

カテコも普通だった。キム兄(笑)がスタンダードに襟バフバフをやったのもいつもどおり、村さんのバイバイが両手だったのもいつもどおり?
ついでに書くと、ラインダンスで村さんよりも種井さんの足がピョコピョコあがっていたのが可愛らしかった(ダブルで失礼)。
今回浮上した疑惑:他のガスに比べると、村さんはダンスが少ないような気がする。

今まで観た中で一番コーラスが良くなかったのは残念だが、役者に特に気負いが見られなかったのは良かった。これは四季のいいところだと思う。むしろ気負っていたのは客席の方だったかも。
私自身は、初めて観た12年前も通算13回目の今回も、楽しいと思って劇場を後にできた。こう思えたのが服部さんへの何よりの手向けだと思う。
…たまには真面目なことも書くさ。
by piramasa | 2007-05-07 00:16 | 芝居感想