9月12日『ドラクル』ソワレ感想 化学作用バンザイ
珍しく会社帰りに平日ソワレの芝居を観ることができた。
演目は『ドラクル』、場所はシアターコクーン、開演は19時。
勤務地と勤務終了時間の関係上滅多に平日ソワレなど観られないので、チケット取りは気分的に楽でした。
さて『ドラクル』を観ようと思った理由は、ズバリ海老蔵。
歌舞伎以外の芝居をやる海老蔵を観てみたかった…と理由は大変ミーハーでございます。
それから勝村さんも出演されると知り、第三舞台で観ていて懐かしかったので、ついつい。
ところが他の役者さんたちも大変個性豊かで、その意味で実に面白かった。
まあ海老蔵が強烈なキャラの持ち主だから、脇もあれぐらい濃い面々じゃないと面白くないわな…。
誤解のないように書いておくと、だからと言って誰か一人がでしゃばると言うことはまったくありませんでした。むしろ海老蔵演じるレイと宮沢りえ演じるリリスを立てながら話の流れにそって己を主張するという、実にいい「化学作用」が働いた芝居だと思った。
その前に演出の長塚さん。長塚さんの演出する芝居も初めて観た。
阿佐ヶ谷スパイダーズの存在は個人的理由で知っていたが、なにせ私の小劇場体験は第三舞台で止まってまして、どれだけ凄い存在なのかピンときてませんでした。
…プログラム読んでビックリしましたよ。長塚さんって私より年下だったのね。しかも長塚京三さんのご子息なのね。芝居の世界で二世臭くないジュニアを初めて知りました。
そんな人が何よりも家柄血筋を重視する世界の役者と仲がいいとは面白い。
以下、ところどころネタばれです。これからご覧になる方ご注意ください。
さて本題。
「海老蔵が吸血鬼」「海老蔵と宮沢りえが夫婦」「阿佐ヶ谷スパイダーズの若き鬼才が演出脚本」という、個人的にも充分鳴物入りの芝居だったが、これは奥が深かった。いや、奥が深すぎた。
まず海老蔵、随分抑えた芝居してるなと思った。「抑えた」と言うよりも、心の動きがあって体が動いている…と言った方が正しいか。
プログラムの対談を読むと、どうやらそれは長塚さんの狙いでもあったようで、さらに歌舞伎とは正反対の芝居の作り方に海老蔵自身が戸惑ったようだが、…どうしてどうして、ちゃんとできてるじゃないですか。さすがだね。
いずれは内蔵助とか熊谷とか盛綱とかグッとこらえて…という役が廻るだろうから、今レイという役をやれるのはとても意義のあることだと思う。
だからこそ一幕終盤で、吸血鬼の本性を現すところは大変に…凄かった。
変な話、ジョン・ジョージとの立回り(あえてこう書く)は本当に歌舞伎を観ているようだった。男相手に殺し場をやっているのに、四谷怪談の伊右衛門を観たいぞ!と思ったのはナイショ。
一番の圧巻は「もう神を信じるのは止めだ!」の絶叫。
この場面のレイは血まみれだし本当に泣いているわけではないのだけど、私は涙腺が緩んだ。
この人は泣いている。リリスを連れ去られて本当に嘆き悲しんでいる。
凄いもの観ちゃったと茫然とせざるを得なかった。
あとこの日は2階席から観たのだけど、ホント目立つ人だよなあ。特に目。
オペラグラスなしでも目の動きだけははっきりわかる。さすがは市川宗家。
それから主に二幕目になるが、マントのさばき方やひるがえし方が実にキレイだった。ファントムのおかげですっかりマントフェチになったワタクシも大満足でございます。
舞台の宮沢りえは初めて観る。確か3作目か。
映像中心に活動していたわりには滑舌と声のとおりがいいというのが第一印象。
しかしこの人も舞台映えしますねえ。海老蔵と並ぶと美男美女という言葉が実にピッタリ!
一幕目序盤で庭先?にいるレイに後ろからリリスが声をかけるところが実に絵になっていて、久々に時を止めたいと思った。
とまあ、最初は当たり障りのない印象を持ったのだが、舞台が進むにつれ背筋を伸ばさざるを得なかった。
回想シーンでレイとリリスが出会うところ、実は装置が大変に…エグいのだがあまりに違和感がなかった。
リリスは実はレイと出会う前に夫がいて、しかもその子どもを殺したという事実も明らかにされるのだが、…あまり違和感がなかった。
二幕目終盤の子殺しの経緯を語るシーンも大変に…倒錯した内容だったのだけど、ここも不思議に違和感がなかった。
ここまで清濁あわせのんだ女性の役を初めて観たかもしれない。
言葉を変えれば自分に正直に生きている…というところか。こういう役、想像しただけで破綻をきたしそうだ。
ものすごい精神力の持ち主だと思った。今まで彼女が経験してきたことが、すべてここにぶつけられている。そんなエネルギーを感じた。
さて他の個性豊かな役者さん方のお話。
今回の役者は「舞台で観たことがある人」「舞台では初めて観る人」「まったく初めて観る人」の3パターンに分類される。
まずは「舞台で観たことがある人」。
リリスの前夫アダムの勝村さん。
リリスが好きで好きで仕方ないのにウジウジしすぎなボクちゃん、って感じの領主という役どころだが、…勝村さん似合いすぎです(爆笑)!タレ目気味なのが影響しているのかしら。
レイとは吸血鬼仲間?のジョン・ジョージ、山本亨さん。
名前と身のこなしの素晴らしさで思い出した。去年の『魔界転生』、荒木又右衛門の人だった。忘れててゴメンなさい!
山本さんもまた胡散臭くて実に良かった。似合いすぎと言うより「怪演」だな、あれは。
「舞台では初めて観る人」
アダムの現在の妻エヴァの永作博美さん。何で見たか思い出せずでした。
観終わっての感想。この人もドロドロした役似合うなあ!←ほめてます
エヴァという人は前妻に未練タラタラな夫を罵り、前妻であるリリスに八つあたりと言う一見嫌ーな役回りだが、実は寂しさを隠し持つ人。最後にリリスをレイに逢わせるところなんか、いいとこあるじゃない。
脚本がそうなっているから、と言うことではなしに永作さんのエヴァからはそんなことが感じ取れる。
あと領主の妻と言うことで、高貴な身分の服の着こなしが実に艶やかだった。…あの衣装を観て『オンディーヌ』のベルタを思い出したのもナイショ。
リリスの主治医?ガミュギルの渡辺哲さん。
バラエティ番組で先に知ったのですが、錚々たるキャリアの持ち主でいらっしゃるのですね。
オペラ座ならムッシュー・ルフェーブルが似合いそう…とは悪い癖?です。
ストーリーテラーにしてレイを代々見守る家の人間ブランシェ、山崎一さん。
冒頭ブランシェのモノローグから始まるのだけど、えらく台詞がうまい人だなというのが第一印象。変な話、最後までこの人が一人語りしていても飽きないだろうと思う。
ちなみにどこで山崎さんを知っていたかというと、これまた幕間にプログラムを読み返して気がついた。「N●VA」のあの人か!
ちなみにネタばれ。二幕目後半で客席下りします。2階にいたワタクシ、視線もらった!…と勘違いしました。
もひとつネタばれ。一幕目中盤を過ぎたあたりで、渡辺さんと山崎さんのショートコントもどきがあります。間合いの良さが必見です。
「まったく初めて観る人」
司教の手塚とおるさん。悪役です。考えてみれば善人の司教ってレミゼでしか観たことがありません(笑)。
観終わっての感想。…この破戒僧め!←ほめてます
アダムの腹心の部下ラーム、市川しんぺーさん。
じつはお名前だけは、個人的理由で記憶にございます。
「デブをミンチにした」とレイに言われちゃいますが、ムチの名手です。相手が悪すぎたよ、ラーム。…リリスをさらってくる残忍な役なのに、なぜか同情したくなる方です。
レイの昔の相棒(…だっけ?)、マリー・ナダスティの明星真由美さん。
この方も「怪演」でしたねー。プログラムの稽古場写真と舞台姿が一番ギャップがあるのは明星さんだと断言します。いやー役者って本当に素晴らしい…。
いつもは男性のキャストに目が行きがちな私だが、『ドラクル』は3人しかいない女性キャストが全員「当たり」でした。これだけでも観た価値がありました。
伝令役プット・ケルブズの中山祐一郎さん。
この人だけはちょっと苦言を呈したい。滑舌悪くて何をしゃべっているかわからない箇所が多々ありました。雰囲気が良かったものの、そこが一番気にかかりました。それさえ直れば言うことありません。
最初はレイとリリス2人舞台にいるだけで目の保養だなあと呑気に観ていたが、一幕目中盤辺りから目ではなく脳みそが釘づけになってしまった。
あまりにも切ない愛の物語についにラスト、涙が流れた…と書きたいところだが、1階席からとんでもないフライング拍手が!
どこのどいつだ!これは歌舞伎じゃないんだよ!
あの拍手がなければ、私は鼻水つきで泣いていたことと存じます。
さらにもう一つネタばれ未遂。一幕目途中でリリスがレイの手を取って「冷たくて気持ちいいわ」と言う場面があります。これからご覧になる方でここまで読んでしまった方へ、この場面を覚えておいてください。
最後の場面、必見です。フライング拍手さえなければ…。
1回観れば充分かなと思ってました。
しかし観終わった後、立ち見でもいいからもう1回行こうかなと思っている自分がいます。体力さえあれば、そして期末月でなければなあ…。
企画先行であっても演出と役者の工夫次第で心に残る芝居はできるんだ!…と、意味もなく叫びたくなる水曜日でした。
演目は『ドラクル』、場所はシアターコクーン、開演は19時。
勤務地と勤務終了時間の関係上滅多に平日ソワレなど観られないので、チケット取りは気分的に楽でした。
さて『ドラクル』を観ようと思った理由は、ズバリ海老蔵。
歌舞伎以外の芝居をやる海老蔵を観てみたかった…と理由は大変ミーハーでございます。
それから勝村さんも出演されると知り、第三舞台で観ていて懐かしかったので、ついつい。
ところが他の役者さんたちも大変個性豊かで、その意味で実に面白かった。
まあ海老蔵が強烈なキャラの持ち主だから、脇もあれぐらい濃い面々じゃないと面白くないわな…。
誤解のないように書いておくと、だからと言って誰か一人がでしゃばると言うことはまったくありませんでした。むしろ海老蔵演じるレイと宮沢りえ演じるリリスを立てながら話の流れにそって己を主張するという、実にいい「化学作用」が働いた芝居だと思った。
その前に演出の長塚さん。長塚さんの演出する芝居も初めて観た。
阿佐ヶ谷スパイダーズの存在は個人的理由で知っていたが、なにせ私の小劇場体験は第三舞台で止まってまして、どれだけ凄い存在なのかピンときてませんでした。
…プログラム読んでビックリしましたよ。長塚さんって私より年下だったのね。しかも長塚京三さんのご子息なのね。芝居の世界で二世臭くないジュニアを初めて知りました。
そんな人が何よりも家柄血筋を重視する世界の役者と仲がいいとは面白い。
以下、ところどころネタばれです。これからご覧になる方ご注意ください。
さて本題。
「海老蔵が吸血鬼」「海老蔵と宮沢りえが夫婦」「阿佐ヶ谷スパイダーズの若き鬼才が演出脚本」という、個人的にも充分鳴物入りの芝居だったが、これは奥が深かった。いや、奥が深すぎた。
まず海老蔵、随分抑えた芝居してるなと思った。「抑えた」と言うよりも、心の動きがあって体が動いている…と言った方が正しいか。
プログラムの対談を読むと、どうやらそれは長塚さんの狙いでもあったようで、さらに歌舞伎とは正反対の芝居の作り方に海老蔵自身が戸惑ったようだが、…どうしてどうして、ちゃんとできてるじゃないですか。さすがだね。
いずれは内蔵助とか熊谷とか盛綱とかグッとこらえて…という役が廻るだろうから、今レイという役をやれるのはとても意義のあることだと思う。
だからこそ一幕終盤で、吸血鬼の本性を現すところは大変に…凄かった。
変な話、ジョン・ジョージとの立回り(あえてこう書く)は本当に歌舞伎を観ているようだった。男相手に殺し場をやっているのに、四谷怪談の伊右衛門を観たいぞ!と思ったのはナイショ。
一番の圧巻は「もう神を信じるのは止めだ!」の絶叫。
この場面のレイは血まみれだし本当に泣いているわけではないのだけど、私は涙腺が緩んだ。
この人は泣いている。リリスを連れ去られて本当に嘆き悲しんでいる。
凄いもの観ちゃったと茫然とせざるを得なかった。
あとこの日は2階席から観たのだけど、ホント目立つ人だよなあ。特に目。
オペラグラスなしでも目の動きだけははっきりわかる。さすがは市川宗家。
それから主に二幕目になるが、マントのさばき方やひるがえし方が実にキレイだった。ファントムのおかげですっかりマントフェチになったワタクシも大満足でございます。
舞台の宮沢りえは初めて観る。確か3作目か。
映像中心に活動していたわりには滑舌と声のとおりがいいというのが第一印象。
しかしこの人も舞台映えしますねえ。海老蔵と並ぶと美男美女という言葉が実にピッタリ!
一幕目序盤で庭先?にいるレイに後ろからリリスが声をかけるところが実に絵になっていて、久々に時を止めたいと思った。
とまあ、最初は当たり障りのない印象を持ったのだが、舞台が進むにつれ背筋を伸ばさざるを得なかった。
回想シーンでレイとリリスが出会うところ、実は装置が大変に…エグいのだがあまりに違和感がなかった。
リリスは実はレイと出会う前に夫がいて、しかもその子どもを殺したという事実も明らかにされるのだが、…あまり違和感がなかった。
二幕目終盤の子殺しの経緯を語るシーンも大変に…倒錯した内容だったのだけど、ここも不思議に違和感がなかった。
ここまで清濁あわせのんだ女性の役を初めて観たかもしれない。
言葉を変えれば自分に正直に生きている…というところか。こういう役、想像しただけで破綻をきたしそうだ。
ものすごい精神力の持ち主だと思った。今まで彼女が経験してきたことが、すべてここにぶつけられている。そんなエネルギーを感じた。
さて他の個性豊かな役者さん方のお話。
今回の役者は「舞台で観たことがある人」「舞台では初めて観る人」「まったく初めて観る人」の3パターンに分類される。
まずは「舞台で観たことがある人」。
リリスの前夫アダムの勝村さん。
リリスが好きで好きで仕方ないのにウジウジしすぎなボクちゃん、って感じの領主という役どころだが、…勝村さん似合いすぎです(爆笑)!タレ目気味なのが影響しているのかしら。
レイとは吸血鬼仲間?のジョン・ジョージ、山本亨さん。
名前と身のこなしの素晴らしさで思い出した。去年の『魔界転生』、荒木又右衛門の人だった。忘れててゴメンなさい!
山本さんもまた胡散臭くて実に良かった。似合いすぎと言うより「怪演」だな、あれは。
「舞台では初めて観る人」
アダムの現在の妻エヴァの永作博美さん。何で見たか思い出せずでした。
観終わっての感想。この人もドロドロした役似合うなあ!←ほめてます
エヴァという人は前妻に未練タラタラな夫を罵り、前妻であるリリスに八つあたりと言う一見嫌ーな役回りだが、実は寂しさを隠し持つ人。最後にリリスをレイに逢わせるところなんか、いいとこあるじゃない。
脚本がそうなっているから、と言うことではなしに永作さんのエヴァからはそんなことが感じ取れる。
あと領主の妻と言うことで、高貴な身分の服の着こなしが実に艶やかだった。…あの衣装を観て『オンディーヌ』のベルタを思い出したのもナイショ。
リリスの主治医?ガミュギルの渡辺哲さん。
バラエティ番組で先に知ったのですが、錚々たるキャリアの持ち主でいらっしゃるのですね。
オペラ座ならムッシュー・ルフェーブルが似合いそう…とは悪い癖?です。
ストーリーテラーにしてレイを代々見守る家の人間ブランシェ、山崎一さん。
冒頭ブランシェのモノローグから始まるのだけど、えらく台詞がうまい人だなというのが第一印象。変な話、最後までこの人が一人語りしていても飽きないだろうと思う。
ちなみにどこで山崎さんを知っていたかというと、これまた幕間にプログラムを読み返して気がついた。「N●VA」のあの人か!
ちなみにネタばれ。二幕目後半で客席下りします。2階にいたワタクシ、視線もらった!…と勘違いしました。
もひとつネタばれ。一幕目中盤を過ぎたあたりで、渡辺さんと山崎さんのショートコントもどきがあります。間合いの良さが必見です。
「まったく初めて観る人」
司教の手塚とおるさん。悪役です。考えてみれば善人の司教ってレミゼでしか観たことがありません(笑)。
観終わっての感想。…この破戒僧め!←ほめてます
アダムの腹心の部下ラーム、市川しんぺーさん。
じつはお名前だけは、個人的理由で記憶にございます。
「デブをミンチにした」とレイに言われちゃいますが、ムチの名手です。相手が悪すぎたよ、ラーム。…リリスをさらってくる残忍な役なのに、なぜか同情したくなる方です。
レイの昔の相棒(…だっけ?)、マリー・ナダスティの明星真由美さん。
この方も「怪演」でしたねー。プログラムの稽古場写真と舞台姿が一番ギャップがあるのは明星さんだと断言します。いやー役者って本当に素晴らしい…。
いつもは男性のキャストに目が行きがちな私だが、『ドラクル』は3人しかいない女性キャストが全員「当たり」でした。これだけでも観た価値がありました。
伝令役プット・ケルブズの中山祐一郎さん。
この人だけはちょっと苦言を呈したい。滑舌悪くて何をしゃべっているかわからない箇所が多々ありました。雰囲気が良かったものの、そこが一番気にかかりました。それさえ直れば言うことありません。
最初はレイとリリス2人舞台にいるだけで目の保養だなあと呑気に観ていたが、一幕目中盤辺りから目ではなく脳みそが釘づけになってしまった。
あまりにも切ない愛の物語についにラスト、涙が流れた…と書きたいところだが、1階席からとんでもないフライング拍手が!
どこのどいつだ!これは歌舞伎じゃないんだよ!
あの拍手がなければ、私は鼻水つきで泣いていたことと存じます。
さらにもう一つネタばれ未遂。一幕目途中でリリスがレイの手を取って「冷たくて気持ちいいわ」と言う場面があります。これからご覧になる方でここまで読んでしまった方へ、この場面を覚えておいてください。
最後の場面、必見です。フライング拍手さえなければ…。
1回観れば充分かなと思ってました。
しかし観終わった後、立ち見でもいいからもう1回行こうかなと思っている自分がいます。体力さえあれば、そして期末月でなければなあ…。
企画先行であっても演出と役者の工夫次第で心に残る芝居はできるんだ!…と、意味もなく叫びたくなる水曜日でした。
by piramasa
| 2007-09-16 19:23
| 芝居感想