7月6日『美女と野獣』静岡公演初日感想① 熱くて(暑くて)困ります?
前回『美女と野獣』を観たのは2006年1月、福岡で。
以来、静岡公演の初日を観るまで実に2年半。
さすがにこれだけ間が空くと、ありがたみがわかります。
しかも東日本で上演されるのは何年ぶりでしょう。
昨日の東京-静岡間の「こだま」の乗車率はかなり良かったんじゃないでしょうか。
静岡駅の新幹線ホームから乗り降りする女性は皆、BB行きかと勘繰ったのは私です。
服とか小物にピンクを使っていたら尚更(笑)。
静岡に着いてみれば、…この暑さはなんなのだ!
この暑さの中、舞台に出演される役者の皆さんの苦労お察し致します。
とりわけビースト役者の方々…、佐野さんがアレ以上痩せませんように。
…今日は七夕の日ですね。
開演直前、広~い大ホール1階客席は満席。
「地元で『美女と野獣』が観られるなんて!」とワクワクしているジモティの方から、(ワタシのように)妙に気合の入った四季ファンまで、色々な想いを吸収しながら?開幕。
オーバーチュアが流れた瞬間、既に涙が出たのはワタシだけではないと思いたいです、ハイ。
坂本さんのベルは初めてお目にかかります。
今まで観た中で一番「らしい」ベルだなと思いました。
よくよく観ると、ベルってソロで極端に派手な見せ場はないですね。
その代わり誰かと絡む場面、かなり多くてしかも重要だったりします。
衣装を変えた直後など、雰囲気を一変させる程のオーラが必要です。
ある意味、クリスティーヌやグリンダなどよりも難しい役だと思いました。
そして坂本さんがきちんと基礎からレッスンを受けて、しかるべき順を追って舞台経験を積んだ人だと言うことがよくわかりました。
舞台が始まって早々、いいものを観ました。
意識しなくても視界に入ってきてしまうナルシー町人寺田さんが気になりつつも(笑)。
いや~田島さんのガストンはやっぱり「いかにも!」って感じで好きだなあ。
アニメのBBは見たことがないが、漫画にした田島ガストンとアニメのガストンはそう大差なさそう…と思うぐらい。
中嶋さんのルフウは広島からでしたっけ?いえ、私も意外でした。
しかも『異国の丘』が終わってから1週間足らず。
吉田とは180度違う役だけに、役者ってすごいなあと本当に思います。
それに去年『アイーダ』のメレブで観た時はあまり感じなかったが、
中嶋さん、ルフウの方がいい声だと感じたのは私だけでしょうか。
いい~コンビですね!
それでもって嘉納さんのモリース…、
広島で登場したのを知った時、ある意味「想像つくようなつかないような」人ナンバー1でございました。
で、実際観た感想。
このモリース父さん、反則です。いい声すぎます!(笑)
しかも芝居っ気たっぷりで楽しいです(笑)。
お城の住人達も芸達者が揃ってました。
青羽さんのコッグスワースは初見、百々さんのルミエールは2回目。
静岡で初顔あわせのはずだが、まるで何年も前からコンビを組んでいたかのように自然な会話なのには「さすがプロ!」と思いました。
一つ注文をつけるなら、百々さん「…ギッチョンチョンのチョン」のくだりに力が入りすぎですわ…ってことぐらい。
それにしても百々ルミさん、やっぱり「人間が好き」な人なんだなあと今回も思います。
さてこちらもまた2年半ぶり、佐野さんのビーストの第一声は。
…やっぱり「これ、佐野さんの声?」と思いました。
とにかく低いんです。
佐野さんの本来の声域は「バス」だと、どこかで読んだ記憶があります。
そんな記憶があっても、ファントムの時の歌声を聴くと「嘘でしょ~?」と思うのですが…。
むしろビーストの方が、本来の声域を感じます。
声はともかく、前回福岡で観た佐野ビーストはとても大人びた印象を受けたのですが、
昨日はまるで「ガラスの十代」(古ッ!)なビースト、…いいですね!
一番端的なのは、ベルに「どうして貴方はそんなに威張っているの!?」と聞かれて、
間髪入れずに「一緒に夕食を食べてほしいからだッ!!!」とジタバタしていたところ。
前はちょっと間を置いていたように記憶していたので、「あらっ」と思ったのですよ。
ここに限らず、全体的にストレートなビーストでした。
佐野さんが凄いのは、意識してないのにその一挙手一投足が笑いを誘う動きであることでしょうか。
これがファントムをやったことで変わったことの一つであるならば、個人的にも2年半待った甲斐があるなあと思います。
…ここまで書いて息切れしだしました。
2回コースどころか3回コースになりそうです。
では皆様ゴメンあそばせ。今宵はここまでにしとうございます(これも古ッ!)
以来、静岡公演の初日を観るまで実に2年半。
さすがにこれだけ間が空くと、ありがたみがわかります。
しかも東日本で上演されるのは何年ぶりでしょう。
昨日の東京-静岡間の「こだま」の乗車率はかなり良かったんじゃないでしょうか。
静岡駅の新幹線ホームから乗り降りする女性は皆、BB行きかと勘繰ったのは私です。
服とか小物にピンクを使っていたら尚更(笑)。
静岡に着いてみれば、…この暑さはなんなのだ!
この暑さの中、舞台に出演される役者の皆さんの苦労お察し致します。
とりわけビースト役者の方々…、佐野さんがアレ以上痩せませんように。
…今日は七夕の日ですね。
開演直前、広~い大ホール1階客席は満席。
「地元で『美女と野獣』が観られるなんて!」とワクワクしているジモティの方から、(ワタシのように)妙に気合の入った四季ファンまで、色々な想いを吸収しながら?開幕。
オーバーチュアが流れた瞬間、既に涙が出たのはワタシだけではないと思いたいです、ハイ。
坂本さんのベルは初めてお目にかかります。
今まで観た中で一番「らしい」ベルだなと思いました。
よくよく観ると、ベルってソロで極端に派手な見せ場はないですね。
その代わり誰かと絡む場面、かなり多くてしかも重要だったりします。
衣装を変えた直後など、雰囲気を一変させる程のオーラが必要です。
ある意味、クリスティーヌやグリンダなどよりも難しい役だと思いました。
そして坂本さんがきちんと基礎からレッスンを受けて、しかるべき順を追って舞台経験を積んだ人だと言うことがよくわかりました。
舞台が始まって早々、いいものを観ました。
意識しなくても視界に入ってきてしまうナルシー町人寺田さんが気になりつつも(笑)。
いや~田島さんのガストンはやっぱり「いかにも!」って感じで好きだなあ。
アニメのBBは見たことがないが、漫画にした田島ガストンとアニメのガストンはそう大差なさそう…と思うぐらい。
中嶋さんのルフウは広島からでしたっけ?いえ、私も意外でした。
しかも『異国の丘』が終わってから1週間足らず。
吉田とは180度違う役だけに、役者ってすごいなあと本当に思います。
それに去年『アイーダ』のメレブで観た時はあまり感じなかったが、
中嶋さん、ルフウの方がいい声だと感じたのは私だけでしょうか。
いい~コンビですね!
それでもって嘉納さんのモリース…、
広島で登場したのを知った時、ある意味「想像つくようなつかないような」人ナンバー1でございました。
で、実際観た感想。
このモリース父さん、反則です。いい声すぎます!(笑)
しかも芝居っ気たっぷりで楽しいです(笑)。
お城の住人達も芸達者が揃ってました。
青羽さんのコッグスワースは初見、百々さんのルミエールは2回目。
静岡で初顔あわせのはずだが、まるで何年も前からコンビを組んでいたかのように自然な会話なのには「さすがプロ!」と思いました。
一つ注文をつけるなら、百々さん「…ギッチョンチョンのチョン」のくだりに力が入りすぎですわ…ってことぐらい。
それにしても百々ルミさん、やっぱり「人間が好き」な人なんだなあと今回も思います。
さてこちらもまた2年半ぶり、佐野さんのビーストの第一声は。
…やっぱり「これ、佐野さんの声?」と思いました。
とにかく低いんです。
佐野さんの本来の声域は「バス」だと、どこかで読んだ記憶があります。
そんな記憶があっても、ファントムの時の歌声を聴くと「嘘でしょ~?」と思うのですが…。
むしろビーストの方が、本来の声域を感じます。
声はともかく、前回福岡で観た佐野ビーストはとても大人びた印象を受けたのですが、
昨日はまるで「ガラスの十代」(古ッ!)なビースト、…いいですね!
一番端的なのは、ベルに「どうして貴方はそんなに威張っているの!?」と聞かれて、
間髪入れずに「一緒に夕食を食べてほしいからだッ!!!」とジタバタしていたところ。
前はちょっと間を置いていたように記憶していたので、「あらっ」と思ったのですよ。
ここに限らず、全体的にストレートなビーストでした。
佐野さんが凄いのは、意識してないのにその一挙手一投足が笑いを誘う動きであることでしょうか。
これがファントムをやったことで変わったことの一つであるならば、個人的にも2年半待った甲斐があるなあと思います。
…ここまで書いて息切れしだしました。
2回コースどころか3回コースになりそうです。
では皆様ゴメンあそばせ。今宵はここまでにしとうございます(これも古ッ!)
by piramasa
| 2008-07-07 22:59
| 芝居感想